企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展 -美人画と役者絵」石川県七尾美術館

企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展 -美人画と役者絵」石川県七尾美術館

名称:企画展「黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展 -美人画と役者絵」石川県七尾美術館
会期:2021年7月31日(土)~9月12日(日)
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:会期中無休
観覧料:一般800円(700円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料
  ※( )は20名以上の団体料金
  ※「国民の祝日」は70歳以上の方は団体料金になります。
主催:石川県七尾美術館[公益財団法人七尾美術財団]
後援:石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会、NHK金沢放送局、MRO北陸放送、石川テレビ放送、テレビ金沢、HAB北陸朝日放送、エフエム石川、ラジオななお
監修:中右 瑛 (国際浮世絵学会常任理事)
企画協力:E.M.I.ネットワーク
住所:〒926-0855石川県七尾市小丸山台1-1
TEL:0767-53-1500
URL:石川県七尾美術館

 錦絵が最も華やかに展開した天明・寛政期(1781~1801)、この浮世絵黄金期に活躍したのが美人画で一世を風靡した絵師・喜多川歌麿(1753?~1806)です。歌麿は背景に雲母摺りを施した豪華な錦絵や、女性の顔をクローズアップして表情豊かに表現した「美人大首絵」などで注目を集め、繊細な描写による美しい仕草や、粋でオシャレな出で立ちをした女性像は、たちまち大人気となりました。

 また、同時期に美人画と並び人気を博したのが役者絵で、役者の一瞬の表情を大胆に捉えた東洲斎写楽(生没年不詳)や、歌舞伎ファンの理想をかなえた歌川豊国(1769~1825)らが、その代表格絵師として挙げられます。写楽や豊国の役者絵は、今でいう人気タレントのブロマイドとして、庶民がこぞって買い求めました。

 本展では、第1章《歌麿とその弟子たち》、第2章《栄之とその門人》、第3章《美人画の流れ-黄金期の浮世絵 天明・寛政期を中心として》、第4章《美人画の流れ-爛熟の化政文化 文化・文政期を中心として》、第5章《役者絵》、第6章《肉筆画》の6章構成で、歌麿とその弟子をはじめ、鳥居清長や烏文斎栄之、謎の絵師・写楽、春章らの勝川派や豊国率いる歌川派など、個性豊かな浮世絵師らによる美人画と役者絵に、肉筆画を含めた135点を一堂に展覧します。

 なお、本展は去年夏に開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、約1年延期しての開催となります。去年楽しみにしてくださっていたお客様はじめ、多くの方にご来館いただきたく、ぜひ関連ベントもあわせてお楽しみください。

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