「中村裕太|丸い柿、干した柿」高松市美術館

「中村裕太|丸い柿、干した柿」高松市美術館

名称:「中村裕太|丸い柿、干した柿」高松市美術館
会期:2021年11月13日(土曜日)~12月19日(日曜日)
会場:美術館2階展示室
観覧料:「濱田庄司展」の観覧券でご覧いただけます。
企画協力:京都国立近代美術館
特別協力:大阪市立東洋陶磁美術館、京都精華大学伝統産業イノベーションセンター、特別名勝栗林公園 讃岐民芸館
住所:〒770-8070徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内
TEL:088-668-3700
URL:高松市美術館

濱田庄司《焼締丸文 蓋物》 1949年頃 大阪市立東洋陶磁美術館蔵 (堀尾幹雄氏寄贈)
濱田庄司《焼締丸文 蓋物》 1949年頃 大阪市立東洋陶磁美術館蔵 (堀尾幹雄氏寄贈)
石黒宗麿《壺「晩秋」》 1955年頃 京都国立近代美術館蔵
石黒宗麿《壺「晩秋」》 1955年頃 京都国立近代美術館蔵
中村裕太《ツボ_ノ_ナカ_ハ_ナンダロナ?》 2020年 撮影:表恒匡
中村裕太《ツボ_ノ_ナカ_ハ_ナンダロナ?》 2020年 撮影:表恒匡

本展は「濱田庄司展」の関連展示として、美術家の中村裕太(1983-)が、濱田の仕事に焦点を当てた新作を発表します。これまで中村は「民俗と建築にまつわる工芸」という視点から近代以降の工芸文化を多角的に考察し、国内外の国際展などで作品を発表してきました。会場では、濱田と石黒宗麿の制作方法や陶器の手触りを手がかりに、それぞれの作品を読み解いていきます。

中村裕太/ 略歴
中村裕太(1983- )
東京都生まれ、京都在住。2011年京都精華大学博士後期課程修了。博士(芸術)。京都精華大学芸術学部特任講師。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。近年の展示に「第20回シドニー・ビエンナーレ」(キャレッジワークス、2016年)、「あいちトリエンナーレ」(愛知県美術館、2016年)、「MAMリサーチ007:走泥社—現代陶芸のはじまりに」(森美術館、2019年)、「表現の生態系:世界との関係をつくりかえる」(アーツ前橋、2019年)、「ツボナカナンダロナ?」(京都国立近代美術館、2020年)。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社、2019年)。
石黒宗麿/ 略歴
石黒宗麿(1893-1968)
富山県生まれ。東京、埼玉、金沢、京都と転居しながら作陶を続け、1935年に京都市八瀬に「八瀬陶窯」を築窯する。特定の師にはつかず、小山冨士夫との中国・朝鮮の古典陶磁の研究を通して、陶芸技法を体得。天目釉をはじめとした多彩な技法によって近代感覚に溢れた作品を制作した。1955年に重要無形文化財保持者に「鉄釉陶器」で認定され、1963年に紫綬褒章を受章。

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「中村裕太|丸い柿、干した柿」高松市美術館

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