「コロナ禍とアマビエ6人の現代アーティストが「今」を考える」角川武蔵野ミュージアム

「コロナ禍とアマビエ6人の現代アーティストが「今」を考える」角川武蔵野ミュージアム

名称:「コロナ禍とアマビエ6人の現代アーティストが「今」を考える」角川武蔵野ミュージアム
会期:2022年1月22日(土)〜2022年5月8日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム
展示室:4階 エディットアンドアートギャラリー
時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
  ※金・土:10:00~20:00(最終入場時間 19:30)
休館日:第1・3・5火曜日
  ※休館日が祝日の場合は開館・翌日閉館
観覧料:【オンライン購入価格】
  一般(大学生以上)2,200円
  中高生 1,800円
  小学生 1,100円
  未就学児 無料
  【当日窓口購入価格】
  一般(大学生以上)2,400円
  中高生 2,000円
  小学生 1,300円
  未就学児 無料
住所:〒359-0023埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
TEL:0570-017-396
URL:角川武蔵野ミュージアム

会田誠/疫病退散アマビヱ之図/2020/ターポリンにプリント/H4995 x W3528 mm/ © 2020 Makoto Aida Courtesy of Kadokawa Culture Museum
会田誠/疫病退散アマビヱ之図/2020/ターポリンにプリント/H4995 x W3528 mm/ © 2020 Makoto Aida Courtesy of Kadokawa Culture Museum

2020年11月、その年の春から世界を襲った新型コロナウイルス感染拡大の中、不安を抱える多くの人たちに向けて、角川武蔵野ミュージアムは「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」を始めました。
幕末に熊本沖に現れたとされる妖獣アマビエのイメージが召喚され、プロアマ問わずアマビエを表すブームが起こりました。それは、美術が持つイメージの力が、人々に希望をもたらす可能性を問いかける現象でした。過去の焼き直しではなく、今を生きる現代のアーティストに、それぞれのアマビエを生み出してほしい、「コロナ時代のアマビエ・プロジェクト」は、そんな思いから生まれました。
会田誠、鴻池朋子、川島秀明、大岩オスカール、荒神明香、大小島真木。この6人の現代アーティストが角川武蔵野ミュージアムで1年を通して、それぞれのアマビエを生み出しました。会田誠さんは1番手として、あえて流行していたアマビエ像を描きました。そして他のアーティストたちは、旧来のアマビエ像にしばられず、コロナ禍と向き合い、不安、鎮魂、普遍的な存在、生命の連鎖といったそれぞれのイメージを生み出してくれました。
1年が経ち、日本の、世界の状況は大きく変化しました。まだ感染症が収束したとは言えないものの、コロナ禍の中でさまざまな経験を経たいま、このプロジェクトを振り返り、ここから生まれた作品や参加したアーティストたちの新作を通して、「今」をいかに生きるのかを考えます。

会田誠《灰色の山》2009-2011/キャンバス、アクリル絵具/300×700cm/ 制作協力:渡辺篤/撮影:宮島径/タグチアートコレクション蔵/ ©︎AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery
会田誠《灰色の山》2009-2011/キャンバス、アクリル絵具/300×700cm/ 制作協力:渡辺篤/撮影:宮島径/タグチアートコレクション蔵/ ©︎AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery
荒神明香/reflectwo/2008/2021/H7000 x W2600 x D900 mm/造花、アクリル、ワイヤー/© 2021 Haruka Kojin Courtesy of Kadokawa Culture Museum
荒神明香/reflectwo/2008/2021/H7000 x W2600 x D900 mm/造花、アクリル、ワイヤー/© 2021 Haruka Kojin Courtesy of Kadokawa Culture Museum
荒神明香《reflectwo》/2006/2021/W6000 x H2000 x D700 mm/造花、アクリル、ワイヤー/作家蔵
荒神明香《reflectwo》/2006/2021/W6000 x H2000 x D700 mm/造花、アクリル、ワイヤー/作家蔵
鴻池朋子/武蔵野皮トンビ/2021/H10000 x W24000 mm/牛皮、水性塗料、クレヨン/ © 2021 Tomoko Konoike Courtesy of Kadokawa Culture Museum
鴻池朋子/武蔵野皮トンビ/2021/H10000 x W24000 mm/牛皮、水性塗料、クレヨン/ © 2021 Tomoko Konoike Courtesy of Kadokawa Culture Museum
鴻池朋子《武蔵野皮トンビ制作インスタレーション》/2020–2021
鴻池朋子《武蔵野皮トンビ制作インスタレーション》/2020–2021
川島秀明/SHI/2020/H1620 x W1620 mm/キャンバスに油彩、アクリル絵具/ © 2021 Hideaki Kawashima Courtesy of Kadokawa Culture Museum
川島秀明/SHI/2020/H1620 x W1620 mm/キャンバスに油彩、アクリル絵具/ © 2021 Hideaki Kawashima Courtesy of Kadokawa Culture Museum
川島秀明《Beg(手を出している人物)》/2021/1303 x 894 mm/ キャンバスに油彩、アクリル絵具/作家蔵
川島秀明《Beg(手を出している人物)》/2021/1303 x 894 mm/ キャンバスに油彩、アクリル絵具/作家蔵
大岩オスカール/太陽と10匹の妖怪/2021/H6835 x W2940 mm/紙にインク/ © 2021 Oscar Oiwa Courtesy of Kadokawa Culture Museum
大岩オスカール/太陽と10匹の妖怪/2021/H6835 x W2940 mm/紙にインク/ © 2021 Oscar Oiwa Courtesy of Kadokawa Culture Museum
大岩オスカール《path to the light》2018/H2286 × W4445 mm/キャンバスに油彩、ARアプリ/作家蔵
大岩オスカール《path to the light》2018/H2286 × W4445 mm/キャンバスに油彩、ARアプリ/作家蔵
大小島真木/綻びの螺旋/2021/サイズ可変/ミクストメディア・インスタレーション/ 写真:足利森/© 2021 Maki Ohkojima Courtesy of Kadokawa Culture Museum
大小島真木/綻びの螺旋/2021/サイズ可変/ミクストメディア・インスタレーション/ 写真:足利森/© 2021 Maki Ohkojima Courtesy of Kadokawa Culture Museum
大小島真木 Re forming 《 I 》/2021/サイズ可変/ミクストメディア・インスタレーション/作家蔵
大小島真木 Re forming 《 I 》/2021/サイズ可変/ミクストメディア・インスタレーション/作家蔵

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