「谷内六郎にみる“雪月花”」横須賀美術館

《雪夜の虹》 1974(昭和49)年 1月24日号

名称:「谷内六郎にみる“雪月花”」横須賀美術館
会期:2021年12月18日(土)~2022年4月3日(日)
無料観覧日:2月13日(日)
休館日:12月29日(水)~1月3日(月)、1月11日(火)、2月7日(月)、3月7日(月)
観覧料:一般380円、学生・65歳以上280円
*常設展も観覧できます。
    *高校生以下無料
住所:〒239-0813神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
URL:横須賀美術館

谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人がこの世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。今回は、「谷内六郎にみる“雪月花”」と題し、作品を「雪」・「月」・「花」のテーマに分けてご覧いただきます。
「雪月花」とは、日本の自然美の代表である「冬の雪」、「秋の月」、「春の花」を指すとともに、移り変わる日本の四季の美しさそのものを表す言葉としても用いられています。
『週刊新潮』表紙絵には、季節を意識したものが数多く描かれており、谷内が季節に心を寄せながら描いていることがわかります。
しかし、谷内は名所絵的な日本の四季の美しさを描くのではなく、あくまでも実生活に根差し、季節を享受しながら暮らす人々を、独自の視点とユーモアを持って描いています。 屋内にいる時間が増えたこともあり、薄れつつある季節に対する感性を谷内の作品を通して今一度思い出してみてはいかがでしょうか。

《雪夜の虹》 1974(昭和49)年 1月24日号
《雪夜の虹》 1974(昭和49)年 1月24日号

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「オダイバ恐竜博覧会2024」フジテレビ本社屋
  2. 「カイつまんで、ヒモときます。 ~しな水の貝展~」しながわ水族館
  3. 「アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐」PARCO MUSEUM TOKYO
ページ上部へ戻る