「旅スル絵画 ― 住友コレクションの文人画」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

「旅スル絵画 ― 住友コレクションの文人画」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

名称:「旅スル絵画 ― 住友コレクションの文人画」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
会期:2022年3月26日(土)〜5月15日(日)
開館時間:午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:一般800円 高大生600円 中学生以下無料
  ※本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
休館日:月曜日
住所:〒606-8431京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
TEL:075-771-6411
URL:泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

十時梅厓《十便十宜帖》 江戸・寛政13年(1801)【頁替えあり】
十時梅厓《十便十宜帖》 江戸・寛政13年(1801)【頁替えあり】

「万巻の書を読み、万里の道を行く」―旅は、いにしえより中国文人が読書とともに最も大切にした営みでした。未知の空間に踏みいり見聞を深め、山河の気に触れることを重視していたのです。
江戸時代の文人画家たちも多く旅に出ました。旅先では、美しい風景、心通じあう友・優れた師、そして先人の貴重な絵画や書など、さまざまな出会いがありました。自らの内面を心の赴くまま自由に筆墨に託す文人画家にとって、そういった体験が制作の滋養となったことはいうまでもありません。
旅の楽しみはそれだけではありません。文人にとって絵の中を旅すること―描かれた理想の天地に身をおくことこそ最大の醍醐味でもありました。
本展では、住友コレクションより「旅」をキーワードに江戸時代の京・大坂を中心とする文人画をご紹介します。長崎に来舶して日本に多大な影響を与えた沈南蘋ら中国の画家の作品もあわせてご紹介し、東アジアを舞台にした書画による文人画家の交流にも注目します。

浦上春琴《蔬果蟲魚帖》 天保3年(1832)【頁替えあり】
浦上春琴《蔬果蟲魚帖》 天保3年(1832)【頁替えあり】
中林竹洞《前赤壁図》 江戸・天保10年(1839)
中林竹洞《前赤壁図》 江戸・天保10年(1839)
沈銓(沈南蘋)《雪中遊兎図》 清・乾隆2年(1737)【展示期間:4/5~5/15】
沈銓(沈南蘋)《雪中遊兎図》 清・乾隆2年(1737)【展示期間:4/5~5/15】

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