「人間国宝 𠮷田 美統 展【特別企画】錦山窯の系譜」名古屋栄三越

No.2「釉裏金彩牡丹唐草文 花瓶」 径31.5×高さ29.5cm

名称:「人間国宝 𠮷田 美統 展【特別企画】錦山窯の系譜」名古屋栄三越
会期:2022年3月16日(水) ~ 2022年3月22日(火) 最終日は午後4時閉場
場所:名古屋栄三越 7階 美術画廊
住所:〒460-8669 名古屋市中区栄3-5-1
TEL: 052-252-1111
URL: 名古屋栄三越

No.5「釉裏金彩泰山木文 飾皿」  径50×高さ10.5cm
No.5「釉裏金彩泰山木文 飾皿」 径50×高さ10.5cm

このたび名古屋栄三越では、「人間国宝 𠮷田美統展」を
開催させていただく運びとなりました。
𠮷田美統氏は、金箔を施した上に透明釉を掛けて焼成する
「釉裏金彩」で、平成十三年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の
認定を受けました。
長きに亘り心血を注ぎ完成されたこの技法は、金箔を釉薬の中に
閉じ込めることにより、金本来の色を保ち、輝きを一層際立たせ、
その美しさは見る人を異次元の世界へと誘います。
金箔の草花は色鮮やかに咲き誇り、生命の持つ力強さを
感じていただけることでしょう。
本展では大皿、花瓶、香炉など新作60余点を展覧いたします。
また、特別企画といたしまして、錦山窯四代 𠮷田幸央氏を中心に、
色と金が織りなす伝統の九谷を現代の表現として取組む
錦山窯の今を「錦山窯の系譜」展としてご覧いただきます。
卒寿を迎え、益々輝く𠮷田美統氏の「釉裏金彩」の美しき世界を
是非ご覧下さいますようご案内申しあげます。

No.2「釉裏金彩牡丹唐草文 花瓶」 径31.5×高さ29.5cm
No.2「釉裏金彩牡丹唐草文 花瓶」 径31.5×高さ29.5cm
No.11「切箔釉裏金彩 香炉」  径9.5×高さ11.5cm
No.11「切箔釉裏金彩 香炉」 径9.5×高さ11.5cm

<𠮷田 美統 YOAHITA Minori>
1932 石川県小松市生まれ
1951 高校在学中より陶技を学び、19歳で錦山窯三代を継ぐ
1974 第21回日本伝統工芸展に初入選
1984 日本工芸会奨励賞受賞
1992 高松宮記念賞受賞
2000 日本工芸会保持者賞を受賞
2001 重要無形文化財「釉裏金彩」の保持者に認定
<𠮷田 幸央 YOSHITA Yukio>
1960 石川県小松市生まれ
1982 金沢美術工芸大学工芸科卒業後、
   石川県立九谷焼技術研修所入学
1985 朝日陶芸展奨励賞受賞
1986 石川県九谷焼技術研修所卒業
1988 錦山窯に入る
1992 伝統九谷焼工芸展大賞受賞
2007 錦山窯四代となる
2009 伝統九谷焼工芸展大賞受賞
2010 日本伝統工芸展高松宮記念賞受賞
<𠮷田 るみこ YOSHITA Rumiko>
1962 石川県生まれ
1985 金沢大学卒業後、石川県九谷焼技術研修所就学
1987 石川県九谷焼技術研修所卒業
   錦山窯で作陶を開始
1999 朝日現代クラフト展最優秀賞受賞

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る