名称:「ウマとクルマ」馬の博物館
会期:2022年7月9日(土)~9月25日(日)
会場:馬の博物館 第2展示室
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料:大人100円、小・中・高校生30円
※毎週土曜日は小・中・高校生無料
※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額)
休館日:月曜日(ただし7月18日と9月19日は開館)、
7月19日(火)、8月9日(火)、9月20日(火)
住所:〒231-0853神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑
TEL:045-662-7581
URL:馬の博物館
自動車や鉄道が普及する以前、馬車が人を、荷馬車が物を運ぶ主役でした。また数千年前の古代世界では戦車(チャリオット)としても活躍しました。 ウマにクルマをひかせれば、人では運べない大きくて重い物も速く大量に運ぶことができたのです。 ウマの持つ牽引力と機動性の高さは、人びとの生活を豊かにしてくれました。
クルマの技術は今から5000年ほど前に誕生し、またたく間にユーラシア大陸各地に広がりました。 その土地の気候や風土に適した在来のウマにクルマをひかせ、モータリゼーションが進んだ現代でも、馬車や荷馬車は広い地域で利用されています。
ウマとクルマの長い歴史を持つユーラシアと比べると、日本に馬車が伝わったのはわずか160年ほど前の幕末でした。 日本の乗り物文化の中で馬車は「新参者」だったといえるでしょう。 その馬車も自動車や鉄道と競合する中で大正時代には大幅に数を減らしていき、今では日常的に見かけることはまずありません。
本展では、古代オリエントから現代のヨーロッパ・アジアまでのさまざまな資料を展示し、ウマとクルマの歴史を幅広く紹介します。 世界各地の資料をのぞいてみることで、日本の馬文化の特徴も浮かんでくることでしょう。
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