河野未彩 「脳内再生」HARUKAITO by island

河野未彩 「脳内再生」HARUKAITO by island

名称:河野未彩 「脳内再生」HARUKAITO by island
会期:2022年7月15日(金)〜8月14日(日)13:00〜19:00
定休日:月、火、水
入場料:無料
会場:HARUKAITO by island
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F
URL:HARUKAITO by island

のたび、HARUKAITO by ISLANDは、河野未彩の個展<<脳内再生>>を開催します。
河野未彩は、視覚ディレクターであり、音楽や美術に漂う宇宙観に強く惹かれ、2000年代半ばから多くの作品を発表し、グラフィックデザイン/映像/プロダクトを媒体とし、様々なメディアの作品を制作しています。
グラフィック作品の多くは、様々なテクスチャーと、コンピューター・グラフィックスを融合させたデジタル作品、フォトディレクションやデジタルペイントを主とし、プロダクトや空間演出、映像などは、グラフィックの世界観を主軸に現象に着目した作品を展開しています。
今回の個展は、2018年「not colored yet」(CALM & PUNK GALLERY)2021年の「←左右→」(CALM & PUNK GALLERY)につづき3回目の個展となります。

【ARTIST COMMENT】
一枚の画像、一体のオブジェクト。
ある視覚情報を起点に、動的イメージが脳内で再生されるとき
そのイメージは唯一あなたの脳内で上映され、完全再現されることはないだろう。
そしてその異次元へのチケットを手にした瞬間、あなたは現実空間と並行して2軸の次元を体験している。
私は永遠に見ることのできないそれに憧れる。
自他の境界やヒントがそこにあるような気がして
あなたの脳内では何が映し出され、あなたの半分はいまどこにいるのだろうかと。
そしてなぜだろう、私はどうにかそれを可視化しようと試みている。
流行病も情報による洗脳も体験した現地球人はそれ以前よりも幾分か目の前の情報に懐疑的になっただろうか。
それは同時に自己認知が深まったということでもあるかも知れない。
他は自を映す鏡だというが、解像度を上げるほど、最終的にそれは自が創り出した幻想であると知る。
答えに近づけば具体性は消えていき、角度をかえれば形は変わっていく。
世界をみている自我の中心はどうしても無色で空虚で捉えどころがない。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る