「横山 智子 展 砕け散った青空を花とするなら―月夜の森の梟と―」伊勢丹新宿店

「月夜の森」(『月夜の森の梟』朝日新聞出版 表紙) アクリル、色鉛筆、和紙 19.5 × 47 cm

名称:「横山 智子 展 砕け散った青空を花とするなら―月夜の森の梟と―」伊勢丹新宿店
会期:2022年8月31日(水) ~ 2022年9月6日(火) [最終日午後6時終了]
場所:本館6階 アートギャラリー
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

「砕け散った青空を花とするならⅠ」    ミクストメディア
「砕け散った青空を花とするならⅠ」   ミクストメディア

まだまだ不自由な生活が続いている。
一昨年秋、新聞コラムの挿絵の依頼を受けた。
小説家の小池真理子氏が、夫で共に小説家であった藤田宜永氏の闘病と死の記憶を綴ったエッセイであった。
『月夜の森の梟』と題された連載は人々の共感を呼び、読者から挿絵に対して的確な感想を多数いただいた。
描く勇気が湧くとともに絆を感じられ、画家として幸福な経験であった。
今回、新宿伊勢丹店アートギャラリーでの初個展で『月夜の森の梟』の全挿絵と新作のタブローの発表を行う。
作品は端緒私の記憶の集積であるが、その後求めていただいた方の記憶が蓄積され、長い時間をかけて完成されていくものだと考える。
横山智子

「月夜の森の梟 #19」  アクリル、色鉛筆、和紙  20 × 10 cm
「月夜の森の梟 #19」 アクリル、色鉛筆、和紙 20 × 10 cm
「月夜の森」(『月夜の森の梟』朝日新聞出版 表紙) アクリル、色鉛筆、和紙 19.5 × 47 cm
「月夜の森」(『月夜の森の梟』朝日新聞出版 表紙) アクリル、色鉛筆、和紙 19.5 × 47 cm

■ 横山 智子 Tomoko Yokoyama
武蔵野美術大学 油絵学科 卒業
<個展>
1993年 零度の花冠 (ULLA SOMMERS/ドイツ)
1999年 胚葉から (ギャラリー池田美術/東京)
2001年 first memory (みゆき画廊/東京)
2004年 memory (みゆき画廊/東京)
2007年 True Blue (コートギャラリー国立/東京)
2009年 TRANCE (ワダファインアーツ/東京)
2010年 I Novel (ワダファインアーツ/東京)
2012年 innocent blue(~2013年)(銀座三越/仙台三越/札幌三越/大阪三越伊勢丹/名古屋栄三越)
2014年 silent voice(~2015年)(銀座三越/静岡松坂屋/名古屋栄三越)
2015年 for you(~2016年)(銀座三越/静岡松坂屋/池袋東武/名古屋栄三越)
2016年 secret garden(静岡松坂屋/静岡)
2017年 空の深度 -アオイサクラ-(~2018年 )
    (銀座三越/静岡松坂屋/名古屋栄三越/新潟三越/福岡三越)
2018年 空の深度 -雪月花-(~2019年)
    (銀座三越/新潟三越/名古屋栄三越/静岡松坂屋)
2020年 七月の輪郭を揺らすとき(~2021年)(銀座三越/名古屋栄三越/札幌三越)
2021年 光の奏–儚さを永遠に変換する刻
    (~2022年)(日本橋三越本店)
<装画・挿絵>
2007年 『きみのためのバラ』池澤夏樹/著 (新潮社)
2010年 『望みは何と訊かれたら』小池真理子/著(新潮社)
2012年 『二重生活』小池真理子/著 (角川書店)
2013年 『千度呼べば』新川和江/著 (新潮社)
2014年 『ソナチネ』小池真理子/著 (文藝春秋)
2015年 『千日のマリア』小池真理子/著 (講談社)
2016年 『律子慕情』小池真理子/著 (集英社)
2017年 『死の島』小池真理子/著 (文藝春秋)
2021年 『月夜の森の梟』
    小池真理子/著(朝日新聞出版)
    『アナベル・リイ』
    小池真理子/著(KADOKAWA/小説野性時代)
<パブリックコレクション>
神奈川県立近代美術館 / 神奈川

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