「第28回酒田市土門拳文化賞受賞作品展」土門拳記念館

「第28回酒田市土門拳文化賞受賞作品展」土門拳記念館

名称:「第28回酒田市土門拳文化賞受賞作品展」土門拳記念館
会期: 2022年9月3日 (土) ~10月16日 (日)
会場:土門拳記念館 企画展示室II
住所:山形県酒田市飯森山2-13 飯森山公園内
時間:9:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日:会期中無休
入場料:一般700円、高校生350円、小中学生無料
住所:〒998-0055山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
TEL:0234-31-0028
URL:土門拳記念館

「第28回酒田市土門拳文化賞」は静岡県・大角勝さんの「立ち止まる情景」に決まった。今回は35都道府県の106人から116作品が寄せられた。
受賞作は、コロナ禍により、県内を舞台に街の情景を記録していった。審査員の藤森武さんは、作者の確固たる写真美学を指摘し「コロナ禍を逆手に取った見事な写真群。2枚組×15組の写真構成は新鮮味を増している」と評価した。
酒田市土門拳文化賞奨励賞は3名が選ばれた。静岡県・若林茂さん「母 卒寿」(カラー30枚組) は四季を通し、農作業に携わる母の姿を追った。「ラストから1枚目へのループが素晴らしい。愛しさの情を丁寧に映像として描いている」と審査員の大西みつぐさんは評した。
群馬県・井上宏さん「一瞬」(モノクロ30枚組) は動物園で捉えた動物たちの表象で、そこからは世界環境の激変に率先して反応していることが読み取れるという。
大阪府・宮崎豊さん「なにわ新世界ストーリー・コロナ禍の時代」(モノクロ30枚組) は、数多くの写真が撮られてきた大阪新世界が舞台。コロナ禍の時代にともにいる人間としてカメラを向け、人間模様と明日への希望を写し取った。

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