「~珠璧交輝~ 清代木版年画+UKIYO-E」日中友好会館美術館

「~珠璧交輝~ 清代木版年画+UKIYO-E」日中友好会館美術館

名称:「~珠璧交輝~ 清代木版年画+UKIYO-E」日中友好会館美術館
会期:2022年9月23日(金)〜11月20日(日)
開館時間:10時~17時(9/30、10/14、10/28、11/11は20時まで開館)
休館日:月曜
入館料:無料
主催:公益財団法人日中友好会館、中国美術館
特別協力:公益社団法人川崎・砂子の里資料館
後援:中華人民共和国駐日本国大使館、中国文化センター、公益社団法人日本中国友好協会、日本国際貿易促進協会、一般財団法人日本中国文化交流協会、日中友好議
住所:〒112-0004 東京都文京区後楽1-5-3
TEL:03-3815-5085
URL:日中友好会館美術館

中国美術館蔵「弾琵琶仕女」天津楊柳青・清代
中国美術館蔵「弾琵琶仕女」天津楊柳青・清代

日中友好会館美術館では、日中国交正常化50周年を記念して、中国の貴重な清代木版年画26点、日本が世界に誇る浮世絵52点(前期・後期26点ずつ展示)を無料公開いたします。
日本で浮世絵が流行した江戸時代と中国では華麗な文化が花開いた清の時代。同時代に発展を遂げた日中の木版画が一堂に会する展覧会は、これまでにほぼ類をみないスペシャルな企画です。
中国では日本よりも以前に多色刷りの版画技法が確立されており、中でも版画の主要産地であった江蘇省蘇州から「姑蘇版(または蘇州版)」と呼ばれる版画が長崎を経由して日本に多く伝わりました。こうした、中国の優れた版画を通じて、日本の浮世絵は風俗画や西洋の遠近法などを学び取り、独自の発展を遂げていきます。
互いに庶民の生活を写し取った、日本の浮世絵と中国の清代木版年画を並べてみると、両者には“共通点”もあり、それぞれの国民性を色濃く反映した“違い”もみてとれます。
芸術の秋、清代木版年画と浮世絵の“日中版画文化の華麗な共演”を是非お楽しみください!

清代木版年画と浮世絵を「人物」「芝居」「風景・遊楽」の3つの共通テーマに沿って掘り下げていきます。
■清代木版年画
中国美術館所の清代木版年画コレクションより、年画の主要産地である、天津市楊柳青、江蘇省桃花塢、山東省濰坊、山東省平度、四川省綿竹、河北省武強の全26点。画像の清代木版年画作品はすべて中国美術館所蔵 ©2022 中国美術館
■浮世絵
川崎・砂子の里資料館の斎藤文夫コレクションより、鈴木春信、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川国芳、鳥居清長をはじめ錚々たる絵師17名の全52点。画像の浮世絵作品はすべて公益社団法人川崎・砂子の里資料館所蔵 ©2022 川崎・砂子の里資料館
*作品保護のため、会期中盤に浮世絵の展示替えを行います。
*前期/後期 26点ずつ展示。

川崎砂子の里資料館蔵「松葉屋 粧ひ・代々春・初船」喜多川歌麿・寛政10年頃(後期展示作品)
川崎砂子の里資料館蔵「松葉屋 粧ひ・代々春・初船」喜多川歌麿・寛政10年頃(後期展示作品)
中国美術館蔵「福寿三多 連生貴子」天津楊柳青・清乾隆
中国美術館蔵「福寿三多 連生貴子」天津楊柳青・清乾隆
川崎・砂子の里資料館蔵「蚊帳の母子」鈴木春信・明和5年頃(前期展示作品)
川崎・砂子の里資料館蔵「蚊帳の母子」鈴木春信・明和5年頃(前期展示作品)
中国美術館蔵「遊園驚夢」天津楊柳青・清嘉慶 
中国美術館蔵「遊園驚夢」天津楊柳青・清嘉慶 
川崎・砂子の里資料館蔵「相馬の古内裏」歌川国芳・弘化2-3年頃(前期展示作品)
川崎・砂子の里資料館蔵「相馬の古内裏」歌川国芳・弘化2-3年頃(前期展示作品)
中国美術館蔵「百花公主」天津楊柳青・清乾隆
中国美術館蔵「百花公主」天津楊柳青・清乾隆
川崎・砂子の里資料館蔵「二代目市川門之助の伊達与作」東洲斎写楽・寛政6年(前期展示作品)
川崎・砂子の里資料館蔵「二代目市川門之助の伊達与作」東洲斎写楽・寛政6年(前期展示作品)
中国美術館蔵「空城計」山東平度・清代
中国美術館蔵「空城計」山東平度・清代
川崎砂子の里資料館蔵「東都名所猿若町芝居」歌川広重・弘化4-嘉永5年(後期展示作品)
川崎砂子の里資料館蔵「東都名所猿若町芝居」歌川広重・弘化4-嘉永5年(後期展示作品)
中国美術館蔵「摶雪成佛」天津楊柳青・清乾隆
中国美術館蔵「摶雪成佛」天津楊柳青・清乾隆
川崎・砂子の里資料館蔵「吉原妓楼の図」葛飾北斎・文化8-10年頃(前期展示作品)
川崎・砂子の里資料館蔵「吉原妓楼の図」葛飾北斎・文化8-10年頃(前期展示作品)

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