名称:「未生の美-技能五輪の技」豊田市美術館
会期:2022年10月15日(土)〜2022年11月27日(日)
会場:豊田市美術館
時間:10:00〜17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日
観覧料:一般 300円(250円)
高校・大学生 200円(250円)
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生及び豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明)
※本展覧会は、同時開催の「ゲルハルト・リヒター」展の観覧券で観覧できます
主催:豊田市美術館
共催:中日新聞社
特別協力:トヨタ自動車株式会社
住所:〒471-0034愛知県豊田市小坂本町8-5-1
TEL:0565-34-6610
URL:豊田市美術館
愛知県は製品出荷額が全国有数の工業地域です。なかでも豊田市は自動車産業が盛んな「モノづくり」の中心地です。古くは猿投古窯に代表される焼き物、近代には養蚕業と、伝統的に産業が盛んな地域でした。
現在、「モノづくり」の現場ではさまざまな工程の自動化が進み、人の手による作業が機械に置き換わる領域が増えています。しかし、手作業の重要性が失われることはありません。どんなに機械化が進み、ロボットが作業を代行するようになっても、そのロボットに動きを教えるのは人間です。自動化とは、人の手わざの滑らかな動きをまねることだとも言えるでしょう。また、自動化されたシステムを制御する技能も同様です。製造業の企業では、そういった技能の重要性を認識し、それを会社として伝承していこうとしています。
2年に一回開催される技能五輪国際大会は、訓練を重ねた若い技能労働者たちが世界中から集い、腕を競う場で、そこで生み出された「モノ」は超絶した精確さを具えています。
本展は、モノづくりにおける人の手わざの重要性を再認識し、その意味や役割を知ると同時に、それらが持つ精確さの中に「美」を見出し、卓越した技能が生み出す「モノ」に新たな光をあてようとするものです。技能者の手による正確無比な製作物と、それらに触発された美術作家による写真や映像作品との共演をお楽しみください。
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