「再びのー香月泰男作品修復の足跡」香月泰男美術館

「再びのー香月泰男作品修復の足跡」香月泰男美術館

名称:「再びのー香月泰男作品修復の足跡」香月泰男美術館
会期:2022年10月19日(水)~2023年2月12日(日) 
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
会場:香月泰男美術館
入館料:一般:500円
    小中高校生:200円
主催:(公財)長門市文化振興財団
住所:〒759-3802山口県長門市三隅中226
TEL:0837-43-2500
URL:香月泰男美術館

建物 1935 香月泰男美術館蔵
建物 1935 香月泰男美術館蔵

2020年1月19日、近年修復を行った当館所蔵油彩画を紹介する「蘇 ― 香月泰男作品修復の足跡」展を開幕しました。
しかし、コロナウイルス感染症拡大のため会期の半分にも満たずに閉幕することになり、幻の企画となった展覧会を再現します。
今回紹介する油彩画は1935年から1960年代中頃までに描かれた、香月独自の画風と言われる“シベリヤ様式”が生まれるまでの作品が
大半を占めます。制作年を追って通覧すると、画風の変遷はもとより、画家の興味の対象、筆致、色使いに時代ごとの特徴が見えてきます。
絵画は経年に加え、光、温度、湿度や保存環境など、さまざまな条件が影響し劣化が進みます。一見すると無傷に見える作品も、早急に
修復措置を必要とすることもあり、小さな変化は見逃せません。
美術館は作品を“展示する”ことと“護り・伝える”使命を担っています。今回の展覧会はその両方を知っていただく機会ではないでしょうか。
作品に添えた修復レポートとあわせて、絵画が蘇った過程をご覧ください。

風の海 1950頃 香月泰男美術館蔵
風の海 1950頃 香月泰男美術館蔵
黒い机の上の鰊 1952 香月泰男美術館蔵
黒い机の上の鰊 1952 香月泰男美術館蔵
武具 1954 香月泰男美術館蔵
武具 1954 香月泰男美術館蔵
朝陽 1964 香月泰男美術館蔵
朝陽 1964 香月泰男美術館蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「殿さまのスケッチブック」永青文庫
ページ上部へ戻る