名称:「日本画家・高嶋祥光─誰か知る心の花を」山形美術館
会期:2022年11月3日(木祝)─20日(日)
会場:山形美術館 2階
開館時間:午前10:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
休館日:11月7日(月)、14日(月)
入館料:一般1,000円、高大生600円、小中生400円
(同時開催の「北国の叙情─髙野元孝油絵展」、および1階の展示[長谷川コレクション、吉野石膏コレクション]をご覧いただけます)
※20名以上の団体料金は当日料金の各2割引
※会期中の土・日曜日の午前は中学生以下の観覧料無料
※障がい者手帳をご提示の方と付添者1名は当日料金の半額
※山形美術館キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は学生証の提示により無料
主催:山形美術館、山形新聞、山形放送、山形県
共催:公益財団法人山形県生涯学習文化財団
後援:山形市
住所:〒990-0046山形県山形市大手町1-63
TEL:023-622-3090
URL:山形美術館
北村山郡楯岡町(現在、村山市)に生まれた高嶋祥光(1894-1987、本名 孝蔵)は、画家を志して上京し、太平洋画会研究所や山形市出身の南画家後藤松亭に学んだのち、山内多門、小室翠雲に師事し、帝展に入選を重ねます。1945年の東京空襲で罹災、多くの貴重な画稿、資料、作品はすべて灰燼に帰しました。山形市に引き上げた高嶋祥光は、戦後、美術団体「春光会」創設するなど、山形から日本画の振興に尽力していきました。
本展では、1938年に陸軍省嘱託従軍画家として北支に派遣され描いた《黄河作戦従軍絵巻》と、空襲の焼け跡から救い出された取材のスケッチ帖をはじめ、子どもの遊びを題材とした《童心懐古》(六曲一双屏風)など、風土と民俗への郷愁あふれる作品を紹介します。
高嶋祥光は「誰知花心」と書き、「花に違いがあるように自分の個性を発揮して絵をかくように」と教えました。
没後35年となる高嶋祥光の日本画の魅力をご覧ください。
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