「最後の藩主と米沢士族 上杉茂憲」米沢市上杉博物館

「最後の藩主と米沢士族 上杉茂憲」米沢市上杉博物館

名称:「最後の藩主と米沢士族 上杉茂憲」米沢市上杉博物館
会期:2024年4月20日(土)〜6月23日(日)
会場:米沢市上杉博物館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30)
料金:常設展・企画展セット券 一般一般800円(640円) 高校・大学生500円(400円) 小中学生300円(240円) ※( )は20以上の団体料金
休館日:展示替 5月20日(月)~24日(金) 休館日:4月24日(水)、5月22日(水)  展示替期間中は常設展のみご覧いただけます。
住所:〒992-0052山形県米沢市丸の内1-2-1
TEL:0238-26-8001
URL:伝国の杜 米沢市上杉博物館

「最後の藩主と米沢士族 上杉茂憲」米沢市上杉博物館
「最後の藩主と米沢士族 上杉茂憲」米沢市上杉博物館

上杉茂憲は、弘化元年(1844)、12代藩主上杉斉憲の長男として生まれ、世子(後継ぎ)として教育を受けました。慶応2年(1866)には上洛し、京都の警備にあたりました。明治元年(1868)の戊辰戦争で米沢藩は奥羽越列藩同盟側の中心として主に越後方面で戦うも敗れ、降伏後は茂憲自ら庄内に出兵しました。同年末に斉憲の跡を継ぎ、藩主(後に藩知事)として改革に努めますが、明治四年の廃藩置県により東京に移住しました。その後は英国留学を経て沖縄県令、貴族院議員などの公職を歴任しました。一方、米沢では士族と密接な関係を維持して教育と産業の近代化に尽力し、明治29年 には米沢に再び居を構えました。茂憲は華族としての上杉家の制度や財政基盤の整備と、古文書や刀剣といった先祖伝来の宝物類の管理を進め、大正8年(1919)に没しました。上杉茂憲の生きた時代は、幕末から戊辰戦争に至る政治的な混乱、廃藩置県と華族・士族の創設、急速な近代化といった劇的な変化の連続でした。本展では、主に幕末から明治20年代にかけて、茂憲と米沢の士族の生き様や思い、両者の関係性、そして地域の近代化に果たした役割を紹介します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る