第3期コレクション展(後期)「描かれた旅」大分市美術館

歌川広重 《東海道五拾三次之内 荒井》1833-34

名称:第3期コレクション展(後期)「描かれた旅」大分市美術館
会期:令和4年11月15日(火曜日)~12月25日(日曜日)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:11月21日(月曜日)、11月28日(月曜日)、12月12日(月曜日)、12月19日(月曜日)
観覧料:一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料
  ※()は20名以上の団体料金
  ※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。
  ※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。
  ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。
  ※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。
会場:大分市美術館 常設展示室2
住所:〒870-0835大分県大分市大字上野865
TEL:097-554-5800
URL:大分市美術館

歌川広重《六十余州名所図会 豊前 羅漢寺下道》

1854
歌川広重《六十余州名所図会 豊前 羅漢寺下道》 1854

泰平の世が続いた江戸時代は、街道や宿場の整備がすすみ、貨幣の流通も拡大したことから、「旅」が人々にとって格段に身近になった時代でした。武家の江戸参勤交代は元より、生活に余裕ができた庶民の間では、富士山や伊勢神宮などへの参詣の旅が一大ブームとなり、知識人の間では、各地の自然や交友を求める旅が、「万巻の書を読み、万里の道を行く」理想的文人の営みとされ、さかんに行われました。
こうした人々の旅への興味、まだ見ぬ世界への好奇心の高まりは、『東海道中膝栗毛』(十返舎一九作 1802-09年刊)などの紀行文学の盛り上がりと共に、「名所図会」「道中絵」、「真景図」などの新しい、魅力的な江戸絵画を生み出すきっかけともなっています。
本展示では、浮世絵、南画、狩野派ややまと絵など、旅にまつわる多彩な江戸絵画をご紹介します。

田能村竹田《富士図》部分 1819
田能村竹田《富士図》部分 1819
帆足杏雨《京游詩画帖》1832-33
帆足杏雨《京游詩画帖》1832-33
歌川広重 《東海道五拾三次之内 荒井》1833-34
歌川広重 《東海道五拾三次之内 荒井》1833-34

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 企画展「石のワンダー」愛媛県総合科学博物館
  2. 特別陳列「洞窟から探る人類史 東南アジアの洞窟遺跡」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
  3. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
ページ上部へ戻る