「日本のうるし工芸」国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

「日本のうるし工芸」国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

名称:「日本のうるし工芸」国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
会期:2023年1月10日(火)〜3月2日(木)
開館時間:13:00~17:00
料金:無料
休館日:日・月・金・土曜と2月23日
会場:国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
住所:〒181-8585 東京都三鷹市大沢3−10−2
TEL:0422-33-3340
URL:国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

日本の家庭において、漆の器は、普段使いのお碗から特別な日のご馳走を詰める重箱に至るまで広く使われています。観劇、お花見、紅葉狩り、お月見など四季折々の行楽、また祭礼や年中行事などのハレの日には特別な器で食事や酒を供し、その際に用いられたのが漆器です。本展は、当館の漆工コレクションの中から食器や酒器を中心に、身の回りのものを収納する箱類も含め、100点を選び展示するものです。
多様な漆塗りや蒔絵によって加飾された器類は美しいばかりではなく、そこには、重ね、入子、軽量化など、携行するための工夫も見ることができます。展示品には、江戸時代から明治、大正時代に制作されたものを中心に、最近ではほとんど目にしなくなった器物も多く紹介いたします。
安心して宴席を囲み食事ができるようになる日を心待ちに、日本の漆工芸の多様な形、文様の美しさに注目していただければ幸いです。

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