「福島アートアニュアル2023 境界を跨ぐ─村越としや・根本裕子」福島県立美術館

「福島アートアニュアル2023 境界を跨ぐ─村越としや・根本裕子」福島県立美術館

名称:「福島アートアニュアル2023 境界を跨ぐ─村越としや・根本裕子」福島県立美術館
会期:2023年1月28日(土)〜3月5日(日)
開館時間:9 : 30~17 : 00(最終入館は16 : 30まで)
休館日:毎週月曜、11月24日(木)
会場:福島県立美術館
入場料:一般・大学生 1,000円(800円)
   高校生 600円(500円)
   小・中学生 400円(300円)
   ※( )内は20名以上の団体料金です。
   ※未就学児は無料。
   ※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は無料。
   ※「ふくしま教育週間」として11月1日(火)〜6日(日)は高校生以下無料。
住所:〒960-8003福島県福島市森合字西養山1
TEL:024-531-5511
URL:福島県立美術館

「福島アートアニュアル2023 境界を跨ぐ─村越としや・根本裕子」福島県立美術館
「福島アートアニュアル2023 境界を跨ぐ─村越としや・根本裕子」福島県立美術館

 福島県立美術館では開館以来、「福島の美術家たち展」「福島の新世代展」をはじめとして、福島県出身・ゆかりのアーティストを紹介する事業を開催してきました。2021年度からは、近年充実した創作活動を繰り広げている若手アーティストを紹介するシリーズ企画「福島アートアニュアル」を立ち上げました。
 第2回目となる本展では、写真家の村越としや(むらこし・としや1980年 福島県須賀川市生まれ、東京都在住)、陶芸家の根本裕子(ねもと・ゆうこ1984年 福島県須賀川市生まれ、同市在住)の2名をご紹介します。陶によって、野性味あふれる野良犬を形づくる根本。一貫したモノクロームの写真で、福島の景色の一場面を撮影する村越。普段目にしない異質な野良犬たちは緊迫した雰囲気を放ち、静謐な写真群はその中に何かが潜んでいそうな独特の空気を感じさせます。鑑賞を通じ、「目に見える何かと見えない何か」「実像と虚像」といった異なる二つの境を私達も行き来することで、何かの「気配」を自身の中で感じ取っていることに気付くのではないでしょうか。作品が表す日常と非日常の空間の狭間で、私達は何を感じ、どのような景色を読み取るのか、ぜひ会場でお楽しみください。
 活躍が期待される郷土のアーティストをご紹介することにより、彼らの創作活動への関心が高まるとともに、アーティストを支える風土をはぐくむ一助となりましたら幸いです。

根本裕子《野良犬 k》(部分) 2019年
根本裕子《野良犬 k》(部分) 2019年
村越としや〈灯と煙たち〉シリーズより 2022年
村越としや〈灯と煙たち〉シリーズより 2022年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  2. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  3. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
ページ上部へ戻る