同時開催「乙塚古墳とその時代」 重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」土岐市美濃陶磁歴史館

同時開催「乙塚古墳とその時代」 重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」土岐市美濃陶磁歴史館

名称:同時開催「乙塚古墳とその時代」 重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」土岐市美濃陶磁歴史館
会期:2023年3月4日(土)〜6月4日(日)
開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は4時まで)
料金:一般200円(150円)、大学生100円(70円)
   ※( )内は20名以上の団体料金  
   高校生以下無料
   障がい者手帳をお持ちの方および介助者1名まで無料
休館日:月曜日、祝日の翌日(4/30、5/6は開館)
会場:土岐市美濃陶磁歴史館
住所:〒509-5142岐阜県土岐市泉町久尻1263
TEL:0572-55-1245
URL:土岐市美濃陶磁歴史館

黒織部(重要文化財)
黒織部(重要文化財)

企画展「史跡整備完了記念~乙塚古墳とその時代~」
史跡乙塚古墳附段尻巻古墳の史跡整備事業完了を記念し、乙塚古墳と段尻巻古墳だけでなく周辺の遺跡から出土した遺物に加え、発掘調査の写真なども交えながら、乙塚古墳とその時代についてわかりやすくご紹介いたします。
重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」
同時開催として、毎年恒例となっている重要文化財に指定された元屋敷陶器窯跡の出土品を公開します。古文書や絵画、他産地の陶磁器などの関連資料とともに、重要文化財指定の大小さまざまな陶片から、多彩な遊び心や工夫が凝らされた美濃桃山陶の世界を概観します。

須恵器 鳥鈕蓋
須恵器 鳥鈕蓋

重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」(第1展示室)
「ウス茶ノ時ハ セト茶碗 ヒツミ候也 ヘウケモノ也」(「宗湛日記」慶長4(1599)年2月28日)。織部茶碗の描写として知られる有名な一節です。土岐市では、織部焼の文献上の初見とされる、この日記が記された2月28日を「織部の日」と制定しています。本展は、織部の日記念事業として、重要文化財・元屋敷陶器窯跡出土品を特別公開するものです。
国史跡「元屋敷陶器窯跡」は、土岐市泉町久尻に所在する大窯3基と連房式登窯1基からなる古窯跡群です。16世紀後半から17世紀初頭に操業したこれらの窯では、瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部といった茶の湯の器「美濃桃山陶」が生産されました。とくに美濃最古の連房式登窯で生産された最盛期の織部は、多くの茶人を魅了し、その需要に応えるように大量生産されました。本遺跡からは、当時の流行を物語る大量の陶片が出土し、そのうちの2,431点が重要文化財に指定されています。
本展では、古文書や絵画、他産地の陶磁器などの関連資料とともに、重要文化財指定の大小さまざまな陶片から、多彩な遊び心や工夫が凝らされた美濃桃山陶の世界を概観します。

企画展『乙塚古墳とその時代』(第2展示室)
乙塚古墳は、隣接する段尻巻古墳とともに国の史跡に指定されている飛鳥時代(7世紀前半)の古墳です。美濃地方最大級の横穴式石室を持つ大型方墳である乙塚古墳は、東美濃地方を治めた豪族の墓として造られました。段尻巻古墳は、土岐市内最大級の円墳で乙塚古墳に埋葬された豪族と関わりが深い有力者一族の墓と考えられています。両古墳はヤマト王権による東美濃地方の支配の様子を考える上でとても重要な遺跡であることなどから昭和13年(1938)年12月14日に国指定史跡となりました。また、乙塚古墳の石室は江戸時代(17~18世紀)には陶器を作る作業場・倉庫として利用され、その後は陶祖神や山神を祀った祈りの場となりました。現在に至るまで祭事は継続されており、長きに渡って地域の人々に親しまれてきた古墳といえます。
土岐市では、この重要な史跡である乙塚古墳と段尻巻古墳を、東美濃地域のみならず日本の宝として未来に向けて守っていくために令和元年度より史跡整備事業を進めてまいりました。本展は、その整備事業が令和4年度で完了することを記念し、両古墳をより身近なものとして感じ、先人たちが伝え残したかけがえのないこの遺産を保護し未来へ向けて守り伝えていくことの重要性について理解を深めていただける場となるよう企画いたしました。乙塚古墳と段尻巻古墳だけでなく、周辺の遺跡から出土した遺物に加え発掘調査の写真なども交えながら、乙塚古墳とその時代についてわかりやすくご紹介いたします。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 井上安治生誕160年記念「情景の絵師がみつめたModern times ガス燈ともる東京風景」展 ガスミュージアム
  2. 「アート&ミュージアム 色のいろいろ」高崎市美術館
  3. 総合展示「三國幽眠—勤王漢学者と京都」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る