「ー 舞台は生命の花火 ー 八田尚之展」市立小樽文学館

「ー 舞台は生命の花火 ー 八田尚之展」市立小樽文学館

名称:「ー 舞台は生命の花火 ー 八田尚之展」市立小樽文学館
会期:2023年4月1日(土)~6月4日(日)
開館時間:9:30 ~17:00(入館16:30まで)
休館日:毎週月曜日
2023年5月2日(火)、9日(火)~11日(木)
会場:市立小樽文学館
入館料:一般300円、高校生・小樽市在住70才以上150円、中学生以下無料
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL.FAX.0134-32-2388
URL:市立小樽文学館

八田尚之(はった なおゆき)は小樽市緑町生まれ。
小樽中学(現・小樽潮陵高校)卒業後上京。
映画界に入り「若い人」「坊ちゃん」「放浪記」等の文芸映画のシナリオでその名を知られ、一時代を画しました。
その一方で美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみの「ジャンケン娘」などの娯楽映画にも才能を発揮しました。
昭和28(1935)年、妻で女優の宝生あや子と共に劇団〈手織座〉を結成。
演劇を通じて、時に悩みや悲哀を味わおうとも、ひたむきに生きる人々の姿をヒューマンな筆致で描きあげました。
「底辺にしまい忘れた皆の素朴な魂をゆさぶる芝居が作りたい」というのが、彼の変わらぬモットーでした。
故郷を愛し、昭和39(1964)年5月に、落成したばかりの小樽市民会館で、手織座の小樽初公演を大成功させましたが、
そのわずか3ヶ月後、狭心症で突然にこの世を去りました。
本展覧会では、彼の、演劇に込めた深い情熱を、その遺品を通じて紹介いたします。

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