所蔵品展「新収蔵品紹介/花めぐり・静物画の世界」下関市立美術館

所蔵品展「新収蔵品紹介/花めぐり・静物画の世界」下関市立美術館

名称:所蔵品展「新収蔵品紹介/花めぐり・静物画の世界」下関市立美術館
会期:2023年4月18日(火曜日)~5月21日(日曜日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般:210円(160円)、大学生:100円(80円)
   ※()内は、20名以上の団体料金。
   ※18歳以下の方は、観覧料が免除されます。下関市と北九州市在住の方で、65歳以上の方は半額免除。(いずれも公的証明書の提示が必要)
   ※下関市立美術館・北九州市立美術館友の会会員(特別・賛助・一般・ペア会員)の方は観覧無料。
休館日:月曜日(祝日を除く)
会場:下関市立美術館
住所:〒752-0986山口県下関市長府黒門東町1-1
TEL:083-245-4131
URL:下関市立美術館

野村佐紀子『闇の音』(1998年)より ©Sakiko Nomura
野村佐紀子『闇の音』(1998年)より ©Sakiko Nomura

新収蔵品紹介
 令和4年度下関市立美術館では、洋画1点、水彩・素描3点、写真7件、工芸1件、資料2件が新たに収蔵されました。この度はこれらの作品・資料の中から、約20点をご紹介します。
 とくにご注目いただきたいのは、写真家・野村佐紀子と、ホログラフィ・アートのパイオニア・石井勢津子の作品です。野村が捉えた暗闇のなかを淡く照らす光は、私たちをどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。石井が作り出す三次元の像は、角度により色や形が変化し、見る者を異世界へと誘います。この度は両氏の作品を同じ空間に展示することで、いつもとは異なる展示空間をご覧いただきます。
花めぐり・静物画の世界
 静物画とは、花や鳥など身近なモチーフを描いた絵画のことです。東洋では花鳥画として描かれてきました。花鳥画では、土から生える草花や川で泳ぐ魚など、「生きている事物」が描かれるのが特徴です。一方、西洋の静物画は、動かない事物を描いたもので、近代以降、日本でも描かれるようになります。
 本展では、春の訪れを告げるような花が描かれた作品や静物画を約30点ご紹介します。「静物画の世界」では、江戸時代後期のものを中心に、大正から昭和にかけての花鳥画の表現や、近代以降の日本の洋画における静物画を展覧いたします。日本画と洋画で異なる表現をお楽しみください。

石井勢津子《Uの記憶》1999年(撮影:佐藤克秋)
石井勢津子《Uの記憶》1999年(撮影:佐藤克秋)
石井勢津子《Self portrait-Body with fabric A》2008年(撮影:佐藤克秋)
石井勢津子《Self portrait-Body with fabric A》2008年(撮影:佐藤克秋)
田能村竹田《鶉図》江戸時代後期
田能村竹田《鶉図》江戸時代後期
椿貞雄《静物》1956年
椿貞雄《静物》1956年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  2. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
  3. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
ページ上部へ戻る