名称:「2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」板橋区立美術館
会期:2023年6月24日(土曜日)~8月13日(日曜日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
ただし7月17日(月曜日・祝日)は開館し、翌18日(火曜日)は休館
観覧料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円
*土曜日は小中高校生は無料で観覧できます
*65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
主催:板橋区立美術館、JBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会)
企画協力:Bologna Children’s Book Fair
Bologna Illustrators Exhibition, curated by Bologna Children’s Book Fair / BolognaFiere in partnership with JBBY
住所:〒175-0092東京都板橋区赤塚5-34-27
TEL:03-3979-3251
URL:板橋区立美術館
イタリア・ボローニャで毎年開催される児童書のイラストレーション・コンクールの入選作品をご紹介します。本展は、絵本表現のトレンドや今後の動向を一堂に展観できるため、世界中の児童書関係者から注目されています。2023年は、世界91か国から過去最多の4,345件もの応募があり、5名の審査員による選考を経て、日本を含む27か国79人(組)が入選しました。多彩な表現、テーマ、技法による新しい絵本の表現をお楽しみください。
特別展示として、2022年に「ボローニャ SM出版賞」を受賞したアンドレス・ロペスによる新作絵本や、コンクールを主催するブックフェアの60回目の開催を記念した20枚のイラストもご紹介します。
さらに、美術作品へのアクセシビリティの向上のため、2023年のボローニャ展入選作品の中から5枚を選び、触察パネルを制作しました。イラストレーションを触って「視る」という新たな鑑賞のあり方を体験していただきます。
会期中には絵本に関する連続講座や講演会も多数予定しています。本展が、絵本を通して様々な出会いの生まれるきっかけとなりますように。
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアとボローニャ国際絵本原画展
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア(以下 BCBF)は、児童書専門の見本市として1964年に始まり、2023年に開催60回を迎えました。出版社による版権の売買のみならず、展覧会や講演会をはじめとする文化イベントも多数行われ、児童書の新たな企画を生み出す場として、世界中から大勢の関係者が集まります。
ボローニャ国際絵本原画展(以下 ボローニャ展)は、このブックフェアが主催するコンクールです。世界中のイラストレーターたちが入選を目指して、児童書のために制作した作品(5枚1組)を応募します。国籍の異なる5名の審査員は毎年入れ替わり、実験的な試みも積極的に受け入れながら、多様性を重視して選考が行われます。出版・未出版を問わず応募できるため、新人作家の登竜門としても知られます。また、コンクールの主催者が児童書専門の国際見本市であることから、世界の出版界からも注目されています。
ここ数年、ボローニャ展の応募者数は増え続け、2023年は91か国から過去最多の4,345件もの応募がありました。1次・2次審査で315名のファイナリストが選出され、最終審査の結果、27か国79名(組)が入選しました。
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