「高野光正コレクション 発見された日本の風景」日本橋高島屋S.C.(本館)

「高野光正コレクション 発見された日本の風景」日本橋高島屋S.C.(本館)

名称:「高野光正コレクション 発見された日本の風景」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2023年8月17日(木)→9月3日(日)
会場:日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
入場時間:午前10時30分〜午後7時(午後7時30分閉場)
   ※最終日9月3日(日)は午後5時30分まで(午後6時閉場)
主催:毎日新聞社
企画協力:京都国立近代美術館
制作協力:NHK財団
後援:東京都中央区
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

チャールズ・ワーグマン 《見物する人々》
チャールズ・ワーグマン 《見物する人々》

貴重なコレクションで巡る、
明治の日本。
日本の近代の始まりである「明治」。日本は西洋諸国からさまざまな文物や人々を迎え入れ、一大変革を経験しました。それは美術の世界においても例外ではなく、日本を訪れた外国人画家たちは、西洋とは異なる日本の文化や自然に興味を抱き、その様子を描きました。また日本人の画家たちは西洋人から学んだ新しい技法で、自分たちの国の風景や暮らしを描いたのです。これらの作品の多くは外国人に求められ海外に渡り、長年の間眠っていました。本展の出品作品はすべて、コレクターの高野光正氏が半生をかけて海外で収集し、日本へ里帰りを果たしたものです。この類を見ないコレクションには、今では失われてしまった明治の日本の貴重な姿が残されています。本展を通して西洋人たちが驚きとともに発見した日本、また日本人が再発見した美しい日本への旅に、どうぞお出かけください。
コレクターについて
高野光正氏は1939年、名古屋市生まれの実業家。父の時次氏は画家浅井忠の珠玉の水彩画73点を東京国立博物館へ一括寄贈したことで知られる。 光正氏はニューヨークのクリスティーズで鹿子木孟郎の「上野不忍池」を落札したことをきっかけに、日本人作家の情報を現地の知人から入手しつつ作品を蒐集。アメリカで該当作品が少なくなると舞台を英国に移して蒐集を続けた。現在約700点にのぼるコレクションはほぼ全てロンドンまたはアメリカで入手し日本への里帰りを果たした作品である。

五姓田義松 《北陸・東海道御巡幸記録画 善光寺山門》
五姓田義松 《北陸・東海道御巡幸記録画 善光寺山門》
五姓田義松 《亀戸の藤浪》
五姓田義松 《亀戸の藤浪》
五百城文哉 《日光東照宮陽明門》 明治31年(1898年)
五百城文哉 《日光東照宮陽明門》 明治31年(1898年)
アルフレッド・パーソンズ 《富士山》
アルフレッド・パーソンズ 《富士山》
渡辺豊洲 《山岳渓流図》
渡辺豊洲 《山岳渓流図》
チャールズ・エドウィン・フリップ 《戎座》
チャールズ・エドウィン・フリップ 《戎座》
吉田博 《夜の灯》
吉田博 《夜の灯》
笠木治郎吉 《提灯屋の店先》
笠木治郎吉 《提灯屋の店先》
大下藤次郎 《竹林の白百合》 明治35年(1902年)
大下藤次郎 《竹林の白百合》 明治35年(1902年)
丸山晩霞 《川辺の宿》
丸山晩霞 《川辺の宿》
笠木治郎吉 《漁網を編む男性》
笠木治郎吉 《漁網を編む男性》
笠木治郎吉 《農家の少女たち》
笠木治郎吉 《農家の少女たち》
笠木治郎吉 《花を持つ少女》
笠木治郎吉 《花を持つ少女》

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  2. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
  3. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
ページ上部へ戻る