「秋野不矩・金子富之 が描く アジアの神々」浜松市秋野不矩美術館

「秋野不矩・金子富之 が描く アジアの神々」浜松市秋野不矩美術館

名称:「秋野不矩・金子富之 が描く アジアの神々」浜松市秋野不矩美術館
会期:2023年6月17日(土)~2023年7月30日(日)
会場:浜松市秋野不矩美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 7月18日(火)
   ※7月17日(月・祝)は開館
観覧料:一般 800円
   大学生・高校生・専門学校生 500円
   70歳以上 400円
   小中学生 無料
   ※団体料金あり
   ※障害者手帳等所持者及び介護者1名は無料
住所:〒431-3314静岡県浜松市天竜区二俣町二俣130
TEL:053-922-0315
URL:浜松市秋野不矩美術館

秋野不矩《ヴァラーハ(ヴィシュヌ化身 猪)》1992年 浜松市秋野不矩美術館 蔵
秋野不矩《ヴァラーハ(ヴィシュヌ化身 猪)》1992年 浜松市秋野不矩美術館 蔵

秋野不矩(1908-2001)は、インドを何回も訪れ、風景や人々や動物を描き続けたことで知られていますが、数々の寺院や神々の造形も多く描いています。
一方、金子富之(1978年~)は、山形県の東北芸術工科大学・大学院で日本画を学び、その後2015年文化庁新進芸術家海外研修員としてカンボジアに一年間赴きました。アンコール・ワットで知られるシエムリアップでヒンズー教、仏教などの造形美術に触れ、様々な場所でドローイングやスケッチを続けました。ヒンズー教を源流とする神々は、アジア圏で多彩なイメージに展開されていますが、それらと金子自身の日本的なイメージも加えながら独自の作品を生み出しています。
今回、この世代も作風も全く異なる二人の作家が描いたアジアの神々たちが一堂に会すのは、特別な機会となります。秋野不矩が描くおおらかで慈愛深い彫像としての神々や人々の祈りの姿も、金子富之の描く絢爛な動物の姿の神々も、見る人の心に迫ってくることでしょう。

秋野不矩《行者シヴァ》1978年 浜松市秋野不矩美術館 蔵
秋野不矩《行者シヴァ》1978年 浜松市秋野不矩美術館 蔵
秋野不矩《地の祈り》1987年 個人 蔵
秋野不矩《地の祈り》1987年 個人 蔵
秋野不矩《サラスヴァティ》1982年 浜松市秋野不矩美術館 蔵
秋野不矩《サラスヴァティ》1982年 浜松市秋野不矩美術館 蔵
金子富之《怖畏金剛》2014年 公益財団法人 蟹仙洞 蔵
金子富之《怖畏金剛》2014年 公益財団法人 蟹仙洞 蔵
金子富之《沙羯羅龍王》2018年
金子富之《沙羯羅龍王》2018年
金子富之《大舞虎》2019年
金子富之《大舞虎》2019年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  2. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
  3. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
ページ上部へ戻る