「没後40年 1905-1983 白 井 晟 一 の 書」松坂屋上野店

「没後40年 1905-1983 白 井 晟 一 の 書」松坂屋上野店

名称:「没後40年 1905-1983 白 井 晟 一 の 書」松坂屋上野店
会期:2023年6月21日(水)→27日(火)
会場:松坂屋上野店 7階 美術画廊 ※最終日は16時閉場
住所:〒110-8503 東京都台東区上野3丁目29番5号
TEL: 03-3832-1111
URL: 松坂屋上野店

「没後40年 1905-1983 白 井 晟 一 の 書」松坂屋上野店
「没後40年 1905-1983 白 井 晟 一 の 書」松坂屋上野店

顧之昏元
「書」に正統や異端があるとは思はないが、
「字」をこえて「書」はない。
悠久な歴史の中で彫琢され、
この骨格・肉付けを完成してきた過程を
信頼する私等は、
絵画と判別できないカリグラフや
恣意な創作墨象というような
新語の感覚をもって
「書」に対することはできない。
私が建築を生業としながらこの十数年、
一日の約半分を習書にうずめることが
できたのは大きな恵みであった。
しかし筆・墨をもって紙にむかうことは
たしかに一つの「行」に違いなかったし、
心と目と手の一如を不断に
身に着けていかなければ
「書」にならなかったという経験の反復は、
先達が生きていた時間や空間に
わずかでもせまりたいという望みを深め、
空間造形の無限の意味を省みる
何よりの励ましであった。
「顧之居書帖 二」
1976~白井晟一自筆序文より

「没後40年 1905-1983 白 井 晟 一 の 書」松坂屋上野店
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