「風が透る」YOD TOKYO

「風が透る」YOD TOKYO

名称:「風が透る」YOD TOKYO
会期:2023年6月21日(水)~2023年7月2日(日)
会場:YOD TOKYO
開館時間:11:00 〜 19:00
休館日:月曜日
入場料:無料
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-26-35
URL:YOD TOKYO

この度YOD TOKYOでは、王露怡、奥山帆夏、カトウ、島田明洋、宮﨑菖子による五人展『風が透る』を開催いたします。
「絵を描く」という行為は、意識と無意識のはざまで、色や形、構図といったイメージとそれが内包する感覚や記憶を行き来しながら画面の中に空間を作っていくこと、とも言えます。作品の中に生まれた空間は画面を通し、絵の外側にいる鑑賞者に働きかけ、見る人と対象物の境界を曖昧で切り離せないものにしているのです。また、「絵を見る」ことはそこに描かれたものを見知った“ような”固定的なイメージとして見るのではなく、能動的な体験として見るという姿勢が大事なのではないでしょうか。
五名の作家はそれぞれに独自の表現方法を追求し、人と自然、自己と他者、抽象と具象、作品と作家と鑑賞者、二次元的な絵画空間と現実世界、意図的なものとそうでないものなど、一見対立しているようでいて曖昧な関係性に問いを見出し、制作しています。
空間全体を満たす柔らかな色と光は、私たちの中を風のように透り抜け、いつの日か身体的な実感を伴い立ち顕れることでしょう。
アーティスト
王露怡、奥山帆夏、カトウ、島田明洋、宮﨑菖子

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
  3. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る