「顕神の夢 霊性の表現者 超越的なもののおとずれ」足利市立美術館

「顕神の夢 霊性の表現者 超越的なもののおとずれ」足利市立美術館

名称:「顕神の夢 霊性の表現者 超越的なもののおとずれ」足利市立美術館
会期:2023年7月2日(日)~8月17日(木)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(ただし7月17日は開館、7月18日は休館)
観覧料:一般710(560)円、高校・大学生500(400)円、中学生以下無料
   ( )内は20名以上の団体料金
   *各種障がい者手帳をご提示の方と付添者1名は無料となります。
   *「あしかがいきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です(住所・年齢を確認できるものをご提示ください)。
   *第3日曜日「家庭の日」(7月16日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。
主催:足利市立美術館、顕神の夢実行委員会
助成 一般財団法人地域創造
協力:公益財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団、一般財団法人おもい・つむぎ財団
監修:鎌田東二(京都大学名誉教授)
住所:〒326-0814栃木県足利市通2-14-7
TEL:0284-43-3131
URL:足利市立美術館

非合理的で直接的な経験が表現者にとってかけがえのないモチベーションとなることがある。それはある種の宗教的な体験に似ていますが、宗教以前のものであり、宗教のもととなる出来事とも解釈できる。
表現者たちは、訪れたヴィジョンをたよりに、自己を超えた名状し難い「何か」を捉えるべく身を焦がす思いで制作する。「何か」への思慕は、漠とした信仰心の発露ともいえる。しかし、描けば描くほど、作れば作るほど、その「何か」は、表現者の手からすり抜け別のものとなり替わってしまう。そのため、彼らは向こうから「何か」がやってくるのを待つしかあない。本展では、このような心情を仮に「顕神の夢」と名付けてみたという。
本展は、今までモダニズムの尺度により零れ落ち、十分に評価されなかった作品や、批評の機会を待つ現代の作品に光をあてる一方、すでに評価が定まった近代の作品を、新たな、いわば「霊性の尺度」でもって測りなおすことにより、それらがもつ豊かな力を再発見、再認識する試みとなる。「見神者たち」「幻視の画家たち」「内的光を求めて」「神・仏・魔を描く」「越境者たち」の五つの「霊性の尺度」によって、古賀春江、宮沢賢治、岡本太郎、草間彌生、横尾龍彦などの作家を取り上げる。

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