特別展「花のお江戸ライフ~浮世絵にみる江戸っ子スタイル~」神戸ファッション美術館

特別展「花のお江戸ライフ~浮世絵にみる江戸っ子スタイル~」神戸ファッション美術館

名称:特別展「花のお江戸ライフ~浮世絵にみる江戸っ子スタイル~」神戸ファッション美術館
会期:2023年7月8日(土)~2023年8月27日(日)
会場:神戸ファッション美術館
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 
観覧料:一般 1,000円(800円)
   大学生・神戸市外在住の65歳以上 500円(400円)
   高校生以下・神戸市内在住の65歳以上 無料
   ※( )内は有料入館者30名以上の団体料金
   ※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)をお持ちの方は割引が受けられます
住所:〒658-0032兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
TEL:078-858-0050
URL:神戸ファッション美術館

歌川国貞(三代豊国)《今風化粧鏡 口紅》大判錦絵 文政(1818-30)中期
歌川国貞(三代豊国)《今風化粧鏡 口紅》大判錦絵 文政(1818-30)中期

浮世絵は17世紀後半に始まり、明治期にいたるまで広く庶民に支持された江戸時代を代表する芸術でした。
初期は美人画、役者絵が中心でしたが、歌麿や写楽の活躍で知られる寛政期(18世紀後半期)に最初のピークを迎えました。
文化文政期(19世紀初頭)に入ると江戸の人口は100万都市と言われるまでに拡大し、文化が成熟するなかで、
庶民の関心を引くように浮世絵にも様々な主題が現れました。
例えば旅行ブームを背景にして生まれた風景画をはじめ、旅、食、趣味といった現代の私達の関心事と重なる主題が登場するのもこの時期でした。
本展は、当時の江戸っ子が夢中になった様々なブームや日常の暮らしに寄り添った娯楽の数々(旅行・メイクアップ・ペット・グルメ・ガーデニング等)を
キーワードにして、後期浮世絵画壇を代表する喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重をはじめ、歌川豊国、国貞などの浮世絵を展示します。
また当時の料理を再現した食品サンプルや、江戸の暮らしのトリビアを紹介するパネルなどを通じて、江戸っ子のライフスタイルをひもときます。

初代喜多川歌麿《名所風景美人十二相 結髪》大判錦絵 享和期(1801-03)頃
初代喜多川歌麿《名所風景美人十二相 結髪》大判錦絵 享和期(1801-03)頃
初代歌川豊国《富士額花の行列》大判錦絵五枚続 文化(1804-18)中期
初代歌川豊国《富士額花の行列》大判錦絵五枚続 文化(1804-18)中期
初代歌川広重《東海道五拾三次之内 庄野 白雨》大判錦絵 天保4年(1833)頃
初代歌川広重《東海道五拾三次之内 庄野 白雨》大判錦絵 天保4年(1833)頃
月岡芳年《風俗三十二相 むまさう 嘉永年間女郎の風俗》大判錦絵 明治21年(1888)
月岡芳年《風俗三十二相 むまさう 嘉永年間女郎の風俗》大判錦絵 明治21年(1888)
初代歌川広重《両国納涼大花火》大判錦絵三枚続 嘉永2~4年(1849-51)頃
初代歌川広重《両国納涼大花火》大判錦絵三枚続 嘉永2~4年(1849-51)頃
歌川国芳《池の金魚とねこ》大判錦絵三枚続 嘉永4年(1851)頃
歌川国芳《池の金魚とねこ》大判錦絵三枚続 嘉永4年(1851)頃

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  2. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
  3. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
ページ上部へ戻る