「浮世絵×カブキ 江戸の役者絵展」山口県立萩美術館・浦上記念館

「浮世絵×カブキ 江戸の役者絵展」山口県立萩美術館・浦上記念館

名称:「浮世絵×カブキ 江戸の役者絵展」山口県立萩美術館・浦上記念館
会期:2023年7月29日(土)~2023年8月27日(日)
   ※会期中に一部展示替えがあります
会場:山口県立萩美術館・浦上記念館
時間:9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日(8月7日を除く)
観覧料:一般 1,300円(1,100円)
   学生 1,100円(900円)
   70歳以上 1,000(800円)
   18歳以下 無料
   ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
   ※高等学校、中等教育学校、特別支援学校の生徒は無料
   ※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者とその介護者(1名)は無料
   ※開催中の普通展示も観覧できます
住所:〒758-0074山口県萩市平安古町586-1
TEL:0838-24-2400
URL:山口県立萩美術館・浦上記念館

「浮世絵×カブキ 江戸の役者絵展」山口県立萩美術館・浦上記念館
「浮世絵×カブキ 江戸の役者絵展」山口県立萩美術館・浦上記念館

歌舞伎役者を描いた役者絵は、浮世絵版画のなかでも絶大な出版量を誇るジャンルでした。江戸時代には、花形役者は流行の最先端をいく存在で、歌舞伎は日が昇ってから暮れるまで、一日がかりで上演されたほどの人気ぶり。また、それぞれの演目には、観客を楽しませようとする狂言作者や役者の工夫がたっぷり詰まっていました。
このような歌舞伎界と関わり、肖像写真や舞台写真のような役割を果たしたのが役者絵です。輝くオーラ漂う役者の全身像、そばにいるかのようにクローズアップされた似顔、劇場での感動を呼び覚ます背景描写…。浮世絵師たちによって、役者や舞台演出の魅力がみごとに再現された役者絵は、浮世絵の歴史を通じて人気ジャンルであり続けました。
本展覧会では、役者絵が誕生する元禄期から、終焉を迎える明治期に至るまで、時代の流れに沿って構成し、その表現の変遷をたどります。歌舞伎そのものや、話題の役者・ドラマに魅了される人々の心と呼応しながら、浮世絵師たちはいかなる表現を追求したのか考察していきます。

東洲斎写楽《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》寛政6年(1794) 千葉市美術館[7月29日(土)~8月11日(金・祝)展示予定]
東洲斎写楽《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》寛政6年(1794) 千葉市美術館[7月29日(土)~8月11日(金・祝)展示予定]
歌舞妓堂艶鏡《三代目市川八百蔵の梅王丸》寛政8年(1796) 太田記念美術館[8月12日(土)~27日(日)展示予定]
歌舞妓堂艶鏡《三代目市川八百蔵の梅王丸》寛政8年(1796) 太田記念美術館[8月12日(土)~27日(日)展示予定]
歌川国貞《大当狂言ノ内 八百屋お七》文化11-12年(1814-1815) 神奈川県立歴史博物館
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