夏季企画展「古代・中世の墓を覗く …人は死者をどう扱ってきたか…」安曇野市豊科郷土博物館

夏季企画展「古代・中世の墓を覗く …人は死者をどう扱ってきたか…」安曇野市豊科郷土博物館

名称:夏季企画展「古代・中世の墓を覗く …人は死者をどう扱ってきたか…」安曇野市豊科郷土博物館
会期:2023年7月22日(土)〜9月18日(月)
開催時間:9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
休館日:月曜日、祝日の翌日
会場:安曇野市豊科郷土博物館
料金:高校生以上100円(20名以上の団体は1名につき80円)
※中学生以下、安曇野市内在住の70歳以上の方、障がい者と付き添いの方1名は無料
住所:〒399-8205安曇野市豊科4289-8
TEL:0263-72-5672
URL:安曇野市豊科郷土博物館

夏季企画展「古代・中世の墓を覗く …人は死者をどう扱ってきたか…」安曇野市豊科郷土博物館
夏季企画展「古代・中世の墓を覗く …人は死者をどう扱ってきたか…」安曇野市豊科郷土博物館

安曇野には、100基以上の古墳が残っている。明科中川手では平安時代の木棺墓が発見され話題となった。しかし、古代・中世の墓の発見は少ない。それも誰が埋められたかはわかっていない。ただ、厚い薄いはあるが、死者は何らかのかたちで葬られたようである。
江戸時代中頃、供養を目的とした墓石、先祖の墓が登場する。死者は別の場所に土葬されやがて忘れられていく。大正時代、火葬が一般化し供養と納骨ができる「○○家之墓」が登場し、家の墓が戦後できあがる霊園を埋め尽くす。
現在、墓じまい、合葬墓、散骨、樹木葬、など墓についての話題が世の中を賑わしている。家の墓が曲がり角にきているのである。
供養されず、だれが埋められたかわからない古代・中世の「墓」、それを覗きみてはいかがであろうか。現在の、そして未来の墓を考えるうえで、少しは役に立つのではないだろうか。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る