「ルドンコレクションから:黒との会話」岐阜県美術館

「ルドンコレクションから:黒との会話」岐阜県美術館

名称:「ルドンコレクションから:黒との会話」岐阜県美術館
会期:2023年9月20日(水)〜12月24日(日)
会場:岐阜県美術館 展示室1(岐阜市宇佐4−1−22)
開館時間:10:00〜18:00
   ※10月20日(金)、11月17日(金)は20:00まで夜間開館
   ※展示室の入場は、閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観覧料:一 般 :340円(280円)
    大学生 :220円(160円)
    高校生以下無料、( )内は20名以上の団体料金
    ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は無料
主催:岐阜県美術館
住所:〒500-8368岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
TEL:058-271-1313
URL:岐阜県美術館

オディロン・ルドン《「夢のなかで」 Ⅷ. 幻視》
オディロン・ルドン《「夢のなかで」 Ⅷ. 幻視》

岐阜県美術館ではこのたび、「ルドンコレクションから:黒との会話」展を開催します。
岐阜県美術館では、開館以来19世紀末フランスの画家オディロン・ルドン(1840-1916)の作品を重点的に収集し、その数は250点を超え、世界有数のコレクションを形成しています。
ルドンはその画業の前半期は木炭画や版画による黒の作品を、後半はパステル画や油彩画による色彩作品を中心に制作しました。ルドンは、20代で放浪の版画家ロドルフ・ブレスダンと出会い、白地に黒で画面を構成する版画の魅力に惹かれていきました。その後、画家アンリ・ファンタン=ラトゥールから転写法リトグラフを薦められたことを機に、リトグラフによる版画集を発表します。本展示では、3人による版画作品を中心に紹介します。
ルドン以外の展示作家について
ロドルフ・ブレスダン(あるいはロドルフ・ブレダン)
1822年8月13日、フランスのモントルレに生まれる。17歳の時パリに上京し、銅版画・石版画を始める。鬱蒼とした森林や陰鬱な沼を背景に、宗教的な主題や幻想的な動物を描いた。1849年頃からパリを離れ、各地を転々とする。1863年頃、オディロン・ルドンと知り合う。その後、ルドンに銅版画技法を教える。1885年、セーヴルにて逝去。
アンリ・ファンタン=ラトゥール
1836年1月14日、フランスのグルノーブルに生まれる。18歳からパリのエコール・デ・ボザールで学ぶ。ルーブル美術館で名画の模写をして修行し、同世代のドガやマネと知り合った。1862年、エッチング版画家協会を設立し、1878年頃ルドンに転写による石版画(リトグラフ)を紹介した。1904年、ビュレにて逝去。

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