鍵善良房コレクション「河井寬次郎とその系譜」《Ⅱ期》ZENBI -鍵善良房

鍵善良房コレクション「河井寬次郎とその系譜」《Ⅱ期》ZENBI -鍵善良房

名称:鍵善良房コレクション「河井寬次郎とその系譜」《Ⅱ期》ZENBI -鍵善良房
会期:2023年09月02日(土) 〜 2023年12月17日(日)
会場:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
料金:一般:1,000円
   大学・高校・中学生:700円
   小学生以下無料
   ※お持ちの方は《Ⅰ期》《Ⅱ期》の共通チケットもご利用いただけます。
住所:〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570-107
TEL:075-561-2875
URL:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM

鍵善良房の所蔵品の中から、河井寬次郎(1890-1966)とその流れをくむ陶芸家の作品を中心にご紹介するコレクション展の第2期です。
河井寬次郎は 1920年、現在河井寬次郎記念館が建つ京都・五条坂に住居と陶房を構え、1924年に柳宗悦(1889-1961) と出会って以降、民藝運動の中心的人物として数々の名作を世に送り出しました。
多くの文人墨客が集まる地として栄えた祇園町で長く商いを続けてきた鍵善良房にも、寬次郎や黒田辰秋(1904-1982)といった民藝運動に参加した芸術家たちの作品が数多く残されており、当時の親交がとても深いもので あったとわかります。
本展では寬次郎を中心として、Ⅰ期では寬次郎の養嗣子である博次(1919-1993)の、 Ⅱ期では寬次郎の甥である武一(1908-1989)とその息子・透(1941-2021)の作品を展示いたします。
かつて多くの陶工が軒を連ねた五条坂と、京の文化を育んだ祇園町。その距離の近さだけではない京都らしい人と人との親しいつながりを、作品を通して感じて頂ければ幸いです。

河井寬次郎
島根県安来の大工の家に生まれる。東京高等工業学校窯業科を経て京都 陶磁器試験所に入所。五条坂に住居と窯を持ち独立、結婚。作風は中国古陶磁を範とした初期、「用の美」の中期、「造形」の後期の三期に分けられる。
河井武一
島根県安来の大工の家に生まれる。松江中学卒業後、叔父・寬次郎の下で陶磁器制作の修行に入る。1953年以降は独立し、自身の制作に専念した。
河井透
京都市に生まれる。京都市立日吉ヶ丘高校卒業後、父・武一に師事し陶芸の道へ。併せて大叔父・寬次郎の薫陶を得る。

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