名称:企画展「堀内誠一 絵の世界」群馬県立館林美術館
会期:2023年10月7日(土)~12月17日(日)
時間:午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日:月曜日(10月9日は開館)、10月10日(火)
観覧料:一般830円(660円)、大高生410円(320円) *( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
※群馬在住の65歳以上の方は平日のみ2割引
※10月28日(土)県民の日は無料
主催:群馬県立館林美術館
特別協力:堀内事務所
協力:福音館書店、マガジンハウス
企画協力:株式会社アートキッチン
参加:第47回県民芸術祭
住所:〒374-0076群馬県館林市日向町2003
TEL:0276-72-8188
URL:群馬県立館林美術館
『ぐるんぱのようちえん』や『たろうのおでかけ』など、いくつもの人気絵本で知られる堀内誠一。図案家の父の影響で幼い頃から絵を描くことが好きだったという堀内は、デザイナーとして研鑽を積み、時代をリードするアートディレクターとして「anan」や「BRUTUS」など、よく知られた雑誌のロゴや、本の装丁、ポスターのデザインなど多様な仕事を展開しました。その一方で1958年には初の絵本『くろうまブランキー』の絵を手がけ、以来、さまざまな画風、画材を用いて、物語を子どもたちが楽しめるよう、構成や構図に工夫をこらした多彩な絵本を生み出しました。
本展は、伝説的なアートディレクターであり、絵本作家でもあった堀内の「絵の世界」に注目します。初公開となる若き日の油彩画、絵本の原画、さらに旅を愛した堀内が細やかに描きあげた絵地図まで、その画業の全貌をひもときます。「描くこと」は堀内の創作の原点であり、生きる喜びでもありました。ときに愛らしく、ときに鋭くアヴァンギャルドな堀内誠一の絵の世界をどうぞお楽しみください。
[堀内誠一プロフィール]
1932年(昭和7) 東京に生まれる。デザイナー、アートディレクター、絵本作家。雑誌作りにおけるエディトリアルデザインの先駆者。20代半ばから生涯にわたり、『あかずきん』『雪わたり』『くるみわりにんぎょう』など60冊を超える絵本を世に送り出し、挿絵も数多く描く。1973年から81年にかけてパリに暮らす。世界を巡り、旅先の風景や地図を描き雑誌で発表するなど、多彩な表現に意欲的に取り組む。1987年に54歳で逝去。
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