名称:「ラピスラズリ 5人のアーティストが紡ぐ青い記憶」Bunkamura Gallery 8/
会期:2023年10月14日(土)~2023年10月29日(日)
会場:Bunkamura Gallery 8/
開館時間:11:00 〜 20:00
入場料:無料
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1
TEL:03-3477-9174
URL:Bunkamura Gallery 8
古代よりその美しい色彩から聖石と崇められたラピスラズリ。
エジプトでは高貴な色とされツタンカーメンの装飾に、また中世以降のヨーロッパ絵画では聖母マリアが纏うマントの色に用いられてきました。
天や海、母なる大地が紡ぐ清々しい青、
遠い記憶を呼び起こす様な深淵の青、
まだ熟れる前の未熟な果実の様な青、
「青」という象形を超えた普遍的なイメージとその多様な意味は、芸術や文学の世界にも深く浸透し、今もなお私たちを魅了し続けています。
今展では、そんなラピスラズリの様な深く美しい青色をイメージさせる新進気鋭のアーティスト5名をご紹介します。
絵画、ガラス、写真、テキスタイルと異素材が織り成す、瑞々しく透明感あふれる作品世界をご覧ください。
出展作家
河本 蓮大朗 Rentaro Kawamoto(テキスタイル)
素材の持つ背景を軸に織り成される作品は、大きな波の様な何にも捉われない自由さを感じさせ、染色独自の質感と色彩がさらに存在感を深めます。
榊 貴美 Kimi Sakaki(アクリル、油彩)
子どもをアイコンとして制作する榊。まだあどけない青年になる前の危うくも絶妙なバランスを宿す彼らは、遠い記憶を呼び覚ます様です。
髙﨑 紗弥香 Sayaka Takasaki(写真)
終わりのない水面の揺れのその一瞬と、どこまでも美しい光と影を捉える髙﨑。手につかむ事のできない大自然の在りようを焼き付けます。
高松 明日香 Asuka Takamatsu(アクリル)
青く薄いヴェールに包まれた様な画面。高松の描くワンシーンは軽やかにトリミングされ、曖昧な現実が漂う中に何かを語りかけます。
野口 真愛 Mae Noguchi(ガラス)
重厚感と透明感が絶妙に溶け合うガラス作品を制作。凛々しくも素朴な表情を持ち、熟れる直前の果実の様な新鮮な感性が光ります。
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