「cult of personality」KATSUYA SUSUKI GALLERY

「cult of personality」KATSUYA SUSUKI GALLERY

名称:「cult of personality」KATSUYA SUSUKI GALLERY
会期:2023年10月21日(土)~2023年11月5日(日)
会場:KATSUYA SUSUKI GALLERY
開館時間:11:00 〜 19:00
休館日:月曜日、火曜日
入場料:無料
住所:〒152-0022 東京都目黒区柿の木坂1−32−17
TEL:03-5726-9985
URL:KATSUYA SUSUKI GALLERY

古来より芸術作品の主要なモチーフとして、人物は様々に描かれてきました。作品で表現されているのは、神話や宗教画、権力の誇示、それぞれの人物の生きた証など、時代時代で様々です。そして現代においても人物は主要なモチーフであり、多くのアーティストが様々な作品を発表しており、哲学や精神世界、肉体、時事など様々なものを、時にはメタファーとして表現する一方、色や質感そしてカワイイなどキャラクター性や、逆に人物には特に意味性を持たせてないものなど、表現のレンジは広がっています。
そこで鑑賞者はその人物をモチーフとした作品に対峙した時に、一体何を感じ、どのように解釈するのでしょうか。
またアーティストのコンセプトを受け止めた時、何を感じるでしょうか。そして作品を飾るということ。作品を愛でるということ。
特に人物をモチーフとした作品である場合、鑑賞者はより何かを深く読み取ろうとするかもしれません。そこに自分を投影するかもしれませんし、そうすれば作品との関係性がより深くなり、熱を帯びてくるかもしれません。それは突き詰めると祈りや崇拝などの、宗教行為に近くなっていくかもしれません。(特に最近はSNSが広く浸透した事により、インフルエンサーと呼ばれる人が増えてきましたが、そうしたインフルエンサーとの関係性も、ライトに崇拝するという行為に近いと感じます。)この度開催するグループ展「cult of personality」に参加する高橋ヨシ・角田笑香・坪山小百合・新田享一の4人は人物をモチーフとした作品という共通項はありますが、その表現するところは様々です。今回の展覧会を通してポートレイト作品又は人物をモチーフとした作品と鑑賞者の関係性を、改めて考えるきっかけになればと思います。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る