特別展「村居正之の世界—歴史を刻む 悠久の青—」郷さくら美術館

村居正之《アクロポリスの月》2005年

名称:特別展「村居正之の世界—歴史を刻む 悠久の青—」郷さくら美術館
会期:2023年12月2日(土)~2024年2月25日(日)
会場:郷さくら美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 年末年始 12月29日~2024年1月5日
   ※ただし1月8日、2月12日は開館、翌日は振替休館
観覧料:一般 800円
   大高生 300円
   中学生以下無料
   (小学生は要保護者同伴)
   障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は、該当料金より半額
住所:〒153-0051東京都目黒区上目黒1-7-13
TEL:03-3496-1771
URL:郷さくら美術館

特別展「村居正之の世界—歴史を刻む 悠久の青—」郷さくら美術館
特別展「村居正之の世界—歴史を刻む 悠久の青—」郷さくら美術館

日本画家・村居正之は、現代日本画壇を代表する作家の一人です。村居正之は、1947 年京都府に生まれました。京都市立日吉ヶ丘高校を卒業した後、1968 年に画塾である青塔社へ入塾、池田遙邨・池田道夫に師事します。1971 年には第3 回日展に初入選。青塔社展や日展を中心に作品を発表し、早くからその実力が認められました。現在では日展の理事や日本藝術院会員を務め、大阪芸術大学、金沢美術工芸大学では後進の指導に力を注いでいます。

特別展「村居正之の世界—歴史を刻む 悠久の青—」郷さくら美術館
特別展「村居正之の世界—歴史を刻む 悠久の青—」郷さくら美術館

本展は、村居正之が1992 年から現在まで約30 年にわたって制作してきた「ギリシャ・シリーズ」をご紹介いたします。村居正之は、天然の岩絵具の中でも特に群青色に魅了され、独自の深みのある青色を表現し、その色づかいは「青い墨絵」と評されています。ギリシャ文明の遺跡や建築の情感あふれる作品の数々。悠久の時を越えて描かれた青い世界をご堪能ください。

村居正之《月照》2016年
村居正之《月照》2016年
村居正之《光》2011年
村居正之《光》2011年
村居正之《白い教会》1992年
村居正之《白い教会》1992年
村居正之《サントリーニ》1993年
村居正之《サントリーニ》1993年
村居正之《リンドス黎明》1998年
村居正之《リンドス黎明》1998年
村居正之《悠》2021年
村居正之《悠》2021年
村居正之《燿く夜》2002年
村居正之《燿く夜》2002年
村居正之《アクロポリス》1993年
村居正之《アクロポリス》1993年
村居正之《メテオラ》2001年
村居正之《メテオラ》2001年
村居正之《パルテノンの月》1993年
村居正之《パルテノンの月》1993年

村居正之 略歴
1947年 京都府生まれ
1966年 京都市立日吉ヶ丘高等学校美術工芸コース日本画科卒業
1968年 青塔社に入塾 池田遙邨に師事
1971年 第16回青塔社展 京都府知事賞受賞(’74,’75)
1972年 第7回日春展 奨励賞受賞(’74)
1973年 第25回京展 紅賞受賞
1975年 第7回日展 特選(’90)
1977年 京都・北向山不動院堂内の金剛界曼荼羅・胎蔵界曼荼羅の下地処理と金箔貼りを村田茂樹とともに行う
1989年 岡山大学教育学部非常勤講師就任(~2005年3月退任)
1990年 日春会会員になる
1996年 第2回京都日本画家協会新鋭選抜展で招待作家とともに理事を務める
1999年 第34回日春展 会員賞受賞
2000年 紺綬褒章を受章(’05,’13)
2001年 岡山大学大学院教育学研究科非常勤講師就任
2004年 オリンピック記念郵便切手の原画としてオリンピア、パルテノン神殿を主題として制作
2005年 日展評議員になる
    日春会運営委員になる(~2015年閉会)
2006年 大阪芸術大学美術学科客員教授就任
2008年 大阪芸術大学美術学科教授就任
2014年 大阪芸術大学美術学科学科長就任
2016年 新日春会設立総会において運営委員に選出される
2018年 第5回日展で文部科学大臣賞受賞
2020年 財団法人林宗毅博士文教基金会(台湾)の文化賞受賞
    令和元年度第76回日本藝術院賞・恩賜賞受賞
    日本藝術院会員に就任
2022年 画業55年 日本藝術院会員就任記念「村居正之作品展~歴史を刻む 日本画の輝き~」開催
現在  日本藝術院会員、公益社団法人日展理事、新日春会理事、
    大阪芸術大学美術学科教授・学科長、金沢美術工芸大学客員教授

村居正之《アクロポリスの月》2005年
村居正之《アクロポリスの月》2005年

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