「アニメ化記念 PLUTO展 ~アトムとプルートゥからのバトン~」宝塚市立手塚治虫記念館

©手塚プロダクション ©浦沢直樹/長崎尚志/手塚プロダクション 小学館 ©浦沢直樹/長崎尚志/手塚プロダクション/『PLUTO』製作委員会

名称:「アニメ化記念 PLUTO展 ~アトムとプルートゥからのバトン~」宝塚市立手塚治虫記念館
会期:2023年11月3日(金)〜2024年2月18日(日)
会場:宝塚市立手塚治虫記念館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日 月曜日が祝日の場合は開館
   年末年始休館(12月29日〜31日)
入場料:一般 700円、高校生・中学生 300円、小学生 100円、障害者手帳提示 無料
住所:〒665-0844兵庫県宝塚市武庫川町7-65
TEL:0797-81-2970
URL:宝塚市立手塚治虫記念館

1963年1月、日本初の本格的な国産連続テレビアニメとして「鉄腕アトム」の放送が始まりました。その放送から60年経った2023年秋、奇しくもその「鉄腕アトム」の一編を原作とした「PLUTO(プルートゥ)」が初めてアニメ化され、世界に向けて配信されます。
原作は2003年9月から連載が始まったマンガ「PLUTO(プルートゥ)」。これまで数々の作品を生み出してきた浦沢直樹が、長年共に作品を作ってきた長崎尚志をプロデューサーに迎え、敬愛してやまない「鉄腕アトム」の一編「地上最大のロボット」を原作に描きあげた作品です。「描くんだったら、浦沢さんの代表作になるようなものにしてください」と翻案許諾の際にこう伝えた手塚眞が監修を務めています。
原作の鉄腕アトム「地上最大のロボットの巻(原題:史上最大のロボットの巻)」は、1964年6月号ふろくから1965年1月号本誌まで半年以上に渡り『少年』に連載されました。浦沢直樹は「5歳の頃に初めて原作を読んで、その時に心の中で全漫画の中で中央に鎮座するイメージがありました。幼いながらもなんという切ない話なんだろうと浦沢少年は思いました。」と述懐しています。
今回の企画展では「PLUTO(プルートゥ)」のアニメ化を記念し、原作マンガ「PLUTO(プルートゥ)」から、その原作「鉄腕アトム地上最大のロボットの巻」へと遡っていきます。両作品の直筆原稿を並べて展示することにより、PLUTOの中にあふれる原作へのオマージュを感じてもらいつつ、手塚が作品創作に込めたメッセージのバトンを浦沢少年が受け取ったように、来館者にもそれらを感じ、受け取って頂きたいと思います。

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