「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈  色彩は踊り、共鳴する」大田区立龍子記念館

谷保玲奈《condition _gravity》(2020)キュレーション:小金沢智、撮影:岡安賢一

名称:「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈  色彩は踊り、共鳴する」大田区立龍子記念館
会期:2023年10月21日(土)~2024年1月28日(日)
会場:大田区立龍子記念館
開館時間:9:00 〜 16:30
休館日:月曜日
   1月8日は開館
   12月29日〜1月3日、9日は休館
入場料:一般 300円、中学生以下 150円、65歳以上・未就学児・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒143-0024東京都大田区中央4-2-1
TEL:03-5777-8600
URL:大田区立龍子記念館

「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈  色彩は踊り、共鳴する」大田区立龍子記念館
「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈  色彩は踊り、共鳴する」大田区立龍子記念館

日本屈指の現代アートのコレクター・高橋龍太郎氏のコレクションを、龍子記念館において日本画家・川端龍子の作品とともに展示します。高橋氏の現在3,000点以上におよぶ日本の現代アートのコレクションは「高橋龍太郎コレクション」と呼ばれ、これまで国内外の様々な展覧会で紹介されてきました。本展は「川端龍子プラスワン」をテーマに、高橋龍太郎コレクションとの連携で、所蔵作品に現代の美術作家をプラスワンすることで、どのような共鳴を呼び起こせるかを試みた企画です。
前期に出品の濱田樹里は、インドネシアで幼少期を過ごした記憶から、その自然と大地に生命の源流を求めたダイナミックな作品を制作、本展では、反り立つ壁のような巨大な屏風作品《創世譜~歓喜~》(2023)、《創世譜》(2022)、幅16メートルを超える《碧の地の森から》(2015)を出品します。一方、後期に出品の谷保玲奈は、極彩色の植物や海洋生物のイメージが増殖、拡大していく作品を制作、本展では、大作《ウブスナ》(2017)や対の作品《共鳴/蒐荷》(2018/2020)他、今回の展覧会に合わせた約4mの絹本新作などを展示予定です。
龍子の作品を新たな視点から眺めようとする本展において、生命の讃歌を描く2名の女性作家が、開館60年を迎えた龍子記念館に新たな彩りを加えます。

谷保玲奈《ウブスナ》(2017)高橋龍太郎コレクション蔵、©taniho reina
谷保玲奈《ウブスナ》(2017)高橋龍太郎コレクション蔵、©taniho reina
谷保玲奈《蒐荷》(2020年)高橋龍太郎コレクション蔵、©taniho reina
谷保玲奈《蒐荷》(2020年)高橋龍太郎コレクション蔵、©taniho reina
谷保玲奈《タツナミガイ》2017年、高橋龍太郎コレクション、Ⓒtaniho reina
谷保玲奈《タツナミガイ》2017年、高橋龍太郎コレクション、Ⓒtaniho reina
【新作の展示】谷保玲奈《狭間にゆれる》2023年、作家蔵 Ⓒtaniho-reina
【新作の展示】谷保玲奈《狭間にゆれる》2023年、作家蔵 Ⓒtaniho-reina
川端龍子《草の実》1931年、大田区立龍子記念館蔵
川端龍子《草の実》1931年、大田区立龍子記念館蔵
川端龍子《爆弾散華》1945年、大田区立龍子記念館蔵
川端龍子《爆弾散華》1945年、大田区立龍子記念館蔵
川端龍子《薄暮》1954年、大田区立龍子記念館蔵
川端龍子《薄暮》1954年、大田区立龍子記念館蔵
「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈  色彩は踊り、共鳴する」大田区立龍子記念館
「川端龍子プラスワン 濱田樹里・谷保玲奈  色彩は踊り、共鳴する」大田区立龍子記念館
谷保玲奈《condition _gravity》(2020)キュレーション:小金沢智、撮影:岡安賢一
谷保玲奈《condition _gravity》(2020)キュレーション:小金沢智、撮影:岡安賢一

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