「まくら-古墳時代の石枕と葬送儀礼-」大阪府立近つ飛鳥博物館

「まくら-古墳時代の石枕と葬送儀礼-」大阪府立近つ飛鳥博物館

名称:「まくら-古墳時代の石枕と葬送儀礼-」大阪府立近つ飛鳥博物館
会期:2024年1月13日(土)〜3月10日(日)
会場:大阪府立近つ飛鳥博物館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:一般650円[520円]、
   65歳以上・高校・大学生450円[360円]、
   中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方(介助者1名含む)は無料
   ([ ]内は20名様以上の団体料金)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日に休館)
住所:〒585-0001大阪府南河内郡河南町東山299
TEL:0721-93-8321
URL:大阪府立近つ飛鳥博物館

「まくら-古墳時代の石枕と葬送儀礼-」大阪府立近つ飛鳥博物館
「まくら-古墳時代の石枕と葬送儀礼-」大阪府立近つ飛鳥博物館

古墳時代には様々な葬送儀礼が執り行われたことが、墳丘や埋葬施設などからの出土品により推測できます。様々な出土品の中に、棺に死者を安置するために使われた枕があります。今でこそ寝具として使われる枕ですが、これまでに見つかっている古墳時代の枕は主に死者のための枕です。
 古墳時代には木製、石製、土製、土器転用などの枕や、石棺底を加工した造り付け枕などがつくられました。古墳時代から飛鳥時代にかけて各地でみられる様々な枕ですが、古墳時代中期の常総地域でとくに盛行しました。その代表が常総型石枕と石枕の装飾品である石製立花です。石枕や石製立花などに残る痕跡から、古代の葬送儀礼である殯との関連が指摘され、当時の葬送儀礼に迫る重要な資料として知られています。
 令和五年度冬季特別展では常総型石枕と石製立花を中心に、各地の石枕、埴製枕、関連資料を紹介し、その盛衰と当時の葬送儀礼について考えてみたいと思います。

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