「大井真希 展」gallery neo_/ Senshu

「FLOWING SHAPE – I 」H500×D350×W340 2023

名称:「大井真希 展」gallery neo_/ Senshu
会期:2024年1月12日(金)〜2024年1月28日(日)
会場:gallery neo_/ Senshu
開館時間:13:00 〜 17:00
休館日:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
入場料:無料
住所:〒305-0047 茨城県つくば市千現1-23-4 マイコーポ二の宮101
URL:gallery neo_/ Senshu

この度gallery neo_/Senshuでは、陶を素材とする気鋭の造形作家大井真希(おおいまき)の個展を開催する運びとなりました。
大井真希は自身の故郷である富山県八尾町の豊かな風土を創作の原点とし、その土地の人々が願いを込め守り続けている伝統の踊りを拠りどころとします。彼女の湧き上がる創作への思いの根源は、土地の歴史とともに育まれてきた踊りの“所作”に由来し、土という自在の素材に対面するとき、彼女の所作としての舞を解き放つかのように具現化されます。そうして生み出されるカタチは、風、舞、自然の脈動、さらには人々の願いを内包するかのように表出されます。
大井は、「人がかたちに対して心を動かされる時、人と対象物との間では確かに何らかの“交感”が行われている。」と考えます。その瞬間は、作家自身の中で脈動しているものの本質を探る営みであり、また、私たち人間の根元的なもの、山や川、植物、動物、鉱物、天体といった自然が折々に見せる美しさにヒントがあると信じ陶という素材に向き合います。そうして紡がれたカタチに対峙するとき、私たちは、各々がもつ身体感覚を呼応させ、非生命、生命に関わらずその物自体がもつエネルギーに、自ずから感じ取ろうという姿勢を持たせてくれるように思います。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る