「溜まりつく光 ―夜空/温室/白い部屋」MJK Gallery

「溜まりつく光 ―夜空/温室/白い部屋」MJK Gallery

名称:「溜まりつく光 ―夜空/温室/白い部屋」MJK Gallery
会期:2024年1月25日(木)〜2024年2月12日(月)
会場:MJK Gallery
開館時間:11:00 〜 18:00
休館日:月曜日、火曜日、水曜日、祝日
オープニングパーティー:2024年1月27日(土) 18:00 から 20:00 まで
入場料:無料
住所:〒111-0043 東京都台東区駒形2-6-4 丸山ビル2F
TEL:03-5830-3978
URL:MJK Gallery

「景」はおのずと移ろいゆく。
本展は、光学的な探究を踏まえ、光を伴う時間軸を追うように、感覚的世界を探っていく試みです。光の移ろいによって動く世界は、混沌とする情勢を生きる今日のわたしたちに、新しい洞察を与えてくれるものでもあります。
写真や映像等で光学的な観点から同質異像として形成される作品を展開する大塚聡。本展では、カメラで撮影したRAWデータの現像過程におけるエラーを作品化した< Pseudomorph >シリーズや、内と外からの異なる光のアプローチを構造的に捉え、展示空間の光を絶えず追いかける< Echo #1 >を展示します。また、新作として同形の定規にマウントした写真の組み合わせで空間を変容させる< Puzzle ( polymorphism ) >を紹介していきます。
一方、「世界を知覚する手がかりとしての写真」を起点とし、ピンホール・カメラで写真作品を手がける佐野陽一。かつて、井の頭自然文化園(吉祥寺)の中にあった熱帯鳥温室で撮影されたものを作品化しています。作品制作には、やや大きめの針穴を使用したピンホール・カメラでの撮影で光の現れ方をフィルムに定着させる極めてシンプルな手法を活用しています。光がこだまするように響く画面は、空間に立ちあがる視覚的でない情報(空気や温度、湿度)を拾い上げているようです。

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