「楽焼八世 初代任土斎直翁」樂焼玉水美術館

「楽焼八世 初代任土斎直翁」樂焼玉水美術館

名称:「楽焼八世 初代任土斎直翁」樂焼玉水美術館
会期:2024年2月2日(金)〜7月29日(月)
会場:樂焼玉水美術館
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
入館料:300円/団体(5人以上)50円引
   古田織部美術館(入館料500円)との共通券 700円
休館日:不定休
住所:〒6020073 京都府京都市上京区京都市上京区寺之内堅町688-2 みやしたビル2階・3階
TEL:0753666881
URL:樂焼玉水美術館

「楽焼八世 初代任土斎直翁」樂焼玉水美術館
「楽焼八世 初代任土斎直翁」樂焼玉水美術館

弥兵衛焼3代の任土斎(弥兵衛・直翁・可悳)は、初代一元(初代弥兵衛)の子で、兄である2代一空(2代弥兵衛)の跡を継ぎました。父や兄と比べると作行はいささか劣るという評もありますが、楽焼8世として、茶碗だけでなく小は蓋置や香合から大は風炉まで、多種多様な作品を精力的に作り続けました。努力の人ですが、工夫を重ね、白土赤楽や輪形【りんなり】の茶碗などを独自に創案しています。繊細な細工物も得意としました。長命で多作でしたので、比較的多くの作品が今も残り、お茶人を楽しませています。彼は生涯結婚せず子がなかったため、楽家(玉水焼系)の血脈は途絶えますが、弟子の玉水楽翁(玉水焼初代・伊縫氏)が窯を継承しました。彼の功績がどれほどのものであったかは、楽翁以後の歴代が任土斎を称したことが証明しています。本展では直翁の作品を展示します。追随を許さない個性的な作品をお楽しみください。

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