第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」横浜美術館
- 2024/2/21
- 神奈川県
- Architecture, BankART KAIKO, The Artists, アントン・ヴァルガ, パヴロ・コヴァチ, ユリー・ビーリー, 横浜美術館, 野草
- コメントを書く
名称:第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」横浜美術館
会期:2024年3月15日(金)~2024年6月9日(日)
会場:横浜美術館
展示室:開催会場は、横浜美術館のほか、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO ※詳しくは公式サイトをご確認ください。
時間:10:00~18:00
休館日:木曜日 ※ただし4月4日、5月2日、6月6日は開館
観覧料:当日一般2,300円
住所:〒220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
TEL:045-221-0300
URL:横浜美術館
横浜トリエンナーレは、横浜市で3年に一度開催する現代アートの国際展です。これまで、国際的に活躍するアーティストの作品を展示するほか、新進のアーティストも広く紹介し、世界最新の現代アートの動向を提示してきました。2001年に第1回展を開催して以来回を重ね、世界の情勢が目まぐるしく変化する時代の中で、世界と日本、社会と個人の関係を見つめ、アートの社会的な存在意義をより多角的な視点で問い直してきました。
横浜トリエンナーレは、ミッションの一つに「現代アートの良質な入門編となること」を掲げています。第8回展のテーマは、「野草:いま、ここで生きてる」です。北京を拠点に活躍するアーティスティック・ディレクター(AD)、リウ・ディン(劉鼎)とキャロル・インホワ・ルー (盧迎華) が企画する展覧会を中心として、多くの方が楽しめるさまざまなプログラムを展開します。
ADの二人は「野草」の言葉を、日本にゆかりの深い中国の小説家、魯迅(ろじん)の詩集『野草』(1927年刊行)からとりました。約100年前、時代の波に翻弄(ほんろう)された魯迅は、絶望の中に小さな希望を見出す自らの生き方を、もろくて無防備で、しかし同時にたくましく生き延びる力を持つ野の草にたとえました。
コロナ禍や戦争、環境破壊や経済格差、そしてインターネット上にあふれるフェイクニュースや自己責任論――わたしたちの日々の暮らしもまた、数々のむずかしさを抱えています。展覧会は、魯迅の時代を出発点に、東西冷戦の終結など、今日の息苦しさを生む原因となったいくつかの歴史的なできごとをたどります。これらを手がかりに、世界中から集まる現代アーティストたちの作品を通して、今ここにあるわたしたちの生き方をふり返り、その先にきっとある希望をみなさんとともに見出したいと考えます。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。