「スーラージュと森田子龍」兵庫県立美術館

「スーラージュと森田子龍」兵庫県立美術館

名称:「スーラージュと森田子龍」兵庫県立美術館
会期:2024年3月16日(土)~2024年5月19日(日)
会場:兵庫県立美術館
展示室:企画展示室
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)
   ※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)は開館
観覧料 ・一般
   当日券 1,600円
   団体料金/前売券(3/15まで) 1,400円
   ・大学生
   当日券 1,000円
   団体料金/前売券(3/15まで) 800円
   ・高校生以下 無料
   ・70歳以上 当日券 800円
   団体料金 700円
   ・障害者手帳等をお持ちの方(一般)
   当日券 400円
   団体料金 350円
   ・障害者手帳等をお持ちの方(大学生)
   当日券 250円
   団体料金 200円
   ※障害者手帳等をお持ちの方1名につき、その介助の方1名は無料
   ※一般以外の料金には証明できるものを要提示
   ※団体(20名以上)で鑑賞の場合は事前に美術館まで連絡が必要です
住所:〒651-0073兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL:078-262-0901
URL:兵庫県立美術館

森田(左)とスーラージュ(中央) 1963年、パリにて
森田(左)とスーラージュ(中央) 1963年、パリにて

戦後まもない時期、海外の抽象画と日本の前衛書は、国境やジャンルをこえて、同時代性を示していました。森田子龍が編集を行っていた『墨美』(1951年6月創刊)では、1950年代、欧米の抽象絵画を次々と紹介しています。ピエール・スーラージュとの関係も、『墨美』をきっかけに始まりました。『墨美』26号(1953年8月)には、本人から提供された作品写真10枚が掲載されています。
「スーラージュは『墨美』が非常に好きでよく見てくれているそうですが、
そんなことから今度アルコプレー※を通じて送ってくれたのです」
(「書と抽象絵画・座談会」『墨美』26号より)
※ドイツ系アメリカ人の画家
モノクロームの作品を描く画家たちを、森田は「白黒の仲間」と呼び、そのような仲間ができることは喜びであり、励みになったと述べています。1958年、初めて来日したスーラージュは、森田らと直接、意見を交わしました。1963年には、ヨーロッパを歴訪した森田が、パリでスーラージュ夫妻と再会しています。
戦後の抽象絵画を代表する画家のひとりである、「黒の画家」ピエール・スーラージュと、1952年に4名の同志とともに「墨人会」を結成し、新しい書のあり方を追い求めた森田子龍。二人は交流を通じ、互いの表現の共通点と相違点について考えを深めました。

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