「川端龍子展」富山県水墨美術館

名称:「川端龍子展」富山県水墨美術館
会期:2024年3月15日(金)〜5月26日(日) 
会場:富山県水墨美術館
観覧料金:当日一般900円
休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、3月21日、5月7日
主催:富山県水墨美術館、北日本新聞社、北日本放送
特別協力:大田区立龍子記念館
企画協力:株式会社アートワン
住所:〒930-0887富山県富山市五福777
TEL:076-431-3719
URL:富山県水墨美術館

川端龍子《草の実》左隻/1931年/大田区立龍子記念館
川端龍子《草の実》左隻/1931年/大田区立龍子記念館

川端龍子、本名・昇太郎(1885~1966)は、横山大観・川合玉堂とともに近代日本画の三大巨匠のひとりに数えられる画家である。最初、洋画家として活動をはじめたが、渡米して日本の古美術と公共建築の壁画にふれたことをきっかけに日本画家に転向。「会場芸術」の名のもと、従来の「床の間芸術」を脱した規格外のスケールと大胆で豪快な表現の日本画を、次々と発表していった。近代的な空間にふさわしい大画面によって大衆の心を動かし、画壇に旋風を巻き起こした龍子は、在野の日本画団体・青龍社を設立し、その旗手として後進を育てつつ自身も精力的に制作を続け、1959(昭和34)年には文化勲章を受章。その革新的な作風は、生誕140年をまもなく迎える今もなお魅力に満ちており、とりわけ画家の息遣いを感じられるようなダイナミックな筆さばきや想像をこえるほどの大画面は、私たちの心をとらえてやまない。
本展は、80年という生涯を通して龍子がどのような日本画を追い求めていったのか、その画業全体を探ろうとするものである。初期の洋画、その後の日本画の屏風や大作、スケッチ等により、明治・大正・昭和という激動の時代において、異彩を放った龍子の魅力に迫る。
※会期中展示替えあり

《夢》1951年
《夢》1951年
《龍巻》1933年/後期展示予定
《龍巻》1933年/後期展示予定
《爆弾散華》1945年
《爆弾散華》1945年
《怒る富士》1944年
《怒る富士》1944年
《香炉峰》1939年/前期展示予定
《香炉峰》1939年/前期展示予定

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