「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」国立映画アーカイブ

「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」国立映画アーカイブ

名称:「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」国立映画アーカイブ
会期:2024年4月9日(火)~2024年8月23日(金)
会場:国立映画アーカイブ
時間:11:00~18:30(最終入場時間 18:00)
   ※4月26日、5月31日、6月28日、7月26日の金曜日は11:00~20:00(最終入場時間 19:30)
休館日:月曜日および5月7日(火)~12日(日)
観覧料:一般 250円(200円)
   大学生 130円(60円)
   65歳以上、高校生以下及び18歳未満、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
   ※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
   ※(  )内は20名以上の団体料金です。
   ※学生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものを要提示
   ※国立映画アーカイブが主催する上映会の観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」またはQRコードのプリントアウト)を提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます
   ※2024年5月18日(土)「国際博物館の日」は、無料で観覧できます
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
TEL: 050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:国立映画アーカイブ

「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」国立映画アーカイブ
「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」国立映画アーカイブ

日本において映画産業が隆盛を極めた1950年代から1960年代にかけて、映画界はさまざまな芸術分野のエキスパートたちに協力を仰ぎ、作品を続々と送り出していました。その最たるものの一つが音楽です。とりわけ、日本で当時活躍した作曲家たちの多くが映画界と手を結び、その繁栄を力強く支えました。作曲家たちにとっても、映画のために音楽を書き下ろす仕事は自らの創作意欲を実践に移すための貴重な機会でもありました。彼らによって映画のために書かれた諸作品は、演奏会用作品とはまた一味違った魅力に溢れています。
本年(2024年)は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える年でもあります。それを記念して、撮影所システムのもと各社が映画作品を量産していた1950年代から1960年代に映画界で活躍していた作曲家たちを取り上げ、貴重な自筆譜や製作資料などを通じて彼らの功績を顕彰します。
また、本展覧会と連動して大規模な特集上映企画も開催、さらには国立映画アーカイブ初の試みとなる上映ホールを会場とした演奏会も催すことで、数多の作曲家たちがフィルムに刻み付けた音の軌跡を多面的に体感することができます。日本映画の黄金時代を視覚面・音響面両方から深く味わうことのできるまたとない機会をお楽しみください。

『白夫人の妖恋』 (1956年、豊田四郎監督、團伊玖磨作曲) 自筆譜 團伊玖磨アーカイヴズ所蔵
『白夫人の妖恋』 (1956年、豊田四郎監督、團伊玖磨作曲) 自筆譜 團伊玖磨アーカイヴズ所蔵
富樫康著『日本の作曲家』(1956年) 個人蔵
富樫康著『日本の作曲家』(1956年) 個人蔵
『虹を抱く処女』 (1948年、佐伯清監督、早坂文雄作曲) パンフレット 個人蔵
『虹を抱く処女』 (1948年、佐伯清監督、早坂文雄作曲) パンフレット 個人蔵
「3人の会 (黛敏郎、芥川也寸志、團伊玖磨)」(『3人の会による現代日本作品の夕』プログラム) (1962年) 個人蔵
「3人の会 (黛敏郎、芥川也寸志、團伊玖磨)」(『3人の会による現代日本作品の夕』プログラム) (1962年) 個人蔵
東宝撮影所のダビングルーム (1965年頃) 個人蔵
東宝撮影所のダビングルーム (1965年頃) 個人蔵
『裸の島』(1960年、新藤兼人監督、林光作曲) レコード 個人蔵
『裸の島』(1960年、新藤兼人監督、林光作曲) レコード 個人蔵
『君も出世ができる』(1964年、須川栄三監督、黛敏郎作曲) ソノシート 個人蔵
『君も出世ができる』(1964年、須川栄三監督、黛敏郎作曲) ソノシート 個人蔵

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