「あたらしい場所」アートギャラリーミヤウチ

「あたらしい場所」アートギャラリーミヤウチ

名称:「あたらしい場所」アートギャラリーミヤウチ
会期:2023年4月27日(木)~2023年7月2日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:火曜日、水曜日
   5月2日、3日、16日、6月6日、20日は開館
入場料:一般 600円、学生 400円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場:アートギャラリーミヤウチ
住所:〒738-0034 広島県廿日市市宮内4347-2
TEL:0829-30-8511
URL:アートギャラリーミヤウチ

飯川雄大《時の演習用時計”ベンチ”》2008年、ヴィデオ、24時間(画像:スチル写真)
飯川雄大《時の演習用時計”ベンチ”》2008年、ヴィデオ、24時間(画像:スチル写真)

ずっとそこにあったものに新しく出会うことがあります。
例えば、毎日わたる橋の欄干に、それまでなかった幾何学模様を見つけたとき。あるいは、路面電車の停車場の、あるはずのない構造物に気がついたとき。それらがずっとそこにあった古びたものだったと認めるとき、あたりまえの風景が全く違ってみえてくる。そんな経験が誰にも一度はあるのではないでしょうか?
これは不思議なことですが、カメラのピントをあわせるような、ごく自然なことでもあります。同じものを見るにしても、焦点をどこに合わせるかで全く違った物語が立ち上がってくる。焦点の無限さと、既にそこにある誰も知らない数多の物語を想像すると気が遠くなります。この世はなんと果てしないのでしょうか。
本展は、広島をテーマに9名のアーティストが制作した作品を展示しています。参加アーティストの一部はレジデンスアーティストとして広島に初めて長期滞在し作品を制作しており、広島在住のアーティストの作品とあわせて、広島に対する多様な視点を知ることが出来る機会となっています。慣れ親しんだものや場所でも、少し視点や焦点をずらすだけで、全く新しく感じることがあるように、アーティストの眼差しを窓に、あたらしい場所を探しに来てください。
アーティスト
飯川雄大、木村桃子、黒田大スケ、津川奈菜、友定睦、西松秀祐、野村由香、三ツ谷麻野、矢野恵利子

木村桃子《星をたくわえたひと》2021年、木、コンクリート、着彩
木村桃子《星をたくわえたひと》2021年、木、コンクリート、着彩
黒田大スケ《アサノの為のプラクティス》2022年(撮影:大塚敬太+稲口俊太)
黒田大スケ《アサノの為のプラクティス》2022年(撮影:大塚敬太+稲口俊太)

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