「帝国日本と森林 -近代東アジアにおける環境保護と資源開発」帝京大学総合博物館

「帝国日本と森林 -近代東アジアにおける環境保護と資源開発」帝京大学総合博物館

名称:「帝国日本と森林 -近代東アジアにおける環境保護と資源開発」帝京大学総合博物館
会期:2024年1月20日(土)〜2024年4月16日(火)
会場:帝京大学総合博物館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:日曜日、祝日
   臨時休館日あり
入場料:無料
住所:〒192-0395東京都八王子市大塚359
TEL:042-678-3675
URL:帝京大学総合博物館

「帝国日本と森林 -近代東アジアにおける環境保護と資源開発」帝京大学総合博物館
「帝国日本と森林 -近代東アジアにおける環境保護と資源開発」帝京大学総合博物館

本展示は元々、2023年2月に出版された同名書籍の出版記念として企画されたものです。この書籍は、科学研究費補助金の支援による約七ヵ年にわたる研究成果の一部をとりまとめたものです。本展示会場である帝京大学の永井リサ講師を含む、林学、地理学、環境史、植物学など異なる専門分野を持つ7名の研究者による共同研究です。各メンバーの所属大学にはそれぞれ大学博物館または大学資料館が付属しているため、それらを巡回する展示としました。
本書の目的は、旧日本帝国時代の林業を事例として、帝国主義と環境保護主義との関係や、近代日本における森林・林業をめぐる知と実践の結びつきを多角的に明らかにすることでした。本展示では、その専門書のエッセンスだけお伝えすることとして、章ごとの要約パネルを配するにとどめています。一方で、これまで展示される機会がほとんどなかった大学所蔵の現物資料や、当時の関連資料を展示することで、本書で扱う時代や地域のリアリティを体感していただくことに重きをおきました。
とりわけ今回は、帝京大学が30年にわたり収集している絵画コレクションを組み合わせた展示となっています。本書の著者の一人である巡回展主担当者が、美術・芸術とは全く異なる独自の視点で作品を選び、その文脈を記した解説文とともに展示しています。異なる大学博物館同士の連携だからこそ新たに生まれた、これまでにないコラボレーションをご堪能いただければ幸いです。

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