名称:「人間国宝認定十周年 十四代 今泉今右衛門展」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2024年4月17日(水)→22日(月)
会場:本館6階 美術画廊
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)
十七世紀、徳川幕府の献上品制作にはじまる色鍋島の名門、今右衛門家は代々の努力と研鑽により優れた名品を数多く残しました。当代今右衛門氏はこの歴史と伝統の継承に加え、現代の色鍋島として最高のものを創りだしていくという理念と精神を基に、時代と向き合い常に新しい発想でご自身の表現を模索しました。 初期の色鍋島では地文様として使われていた「墨はじき」技法を研究され、「主文様」として見出し、更に発展させながら現代の色鍋島として新たな様式を確立するに至ります。 こうした弛まぬ研鑽により二〇一四年には陶芸部門において史上最年少で人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定され、今年で認定十周年を迎えられました。 日々、研鑽を重ねながらも、「最後は『火』に委ねるしかない」と大らかに語る今右衛門氏。 今展では、墨色、吹墨、薄墨の三種類の作品をはじめ、先生の代表作である「墨はじき」や「雪花墨はじき」「プラチナ彩」などの技法に意匠を凝らした美しい調和を見せる新作を多数展覧させていただきます。
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