「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド ~植物画のおいたち~」四日市市立博物館

「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド ~植物画のおいたち~」四日市市立博物館

名称:「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド ~植物画のおいたち~」四日市市立博物館
会期:2024年4月13日(土)〜2024年6月2日(日)
会場:四日市市立博物館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 1000円、大学生・高校生 600円
住所:〒510-0075三重県四日市市安島1-3-16
TEL:059-355-2700
URL:四日市市立博物館

「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド ~植物画のおいたち~」四日市市立博物館
「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド ~植物画のおいたち~」四日市市立博物館

植物学とともに隆盛したボタニカルアート(植物画)と「クイーンズウェア」と称されたウェッジウッドの美しい陶磁器を通じて、18世紀から19世紀にかけて大国へと発展した英国の一面を紹介します。
1760年に即位したジョージ3世と王妃シャーロットの治世は、世界各地の植物収集や国内の庭園整備など
を英国王室が支援したことで、王室と植物学に深い繋がりが生まれた時代でした。 1787年に外来植物を多く掲載した植物図鑑『カーティス・ボタニカル・マガジン』が創刊されると、植物画は学者や貴族のみならず、園芸を愛する市民の手にも渡るようになりました。一点ずつ手彩色された花々は、カラー印刷や写真のないこの時代の人々の暮らしを彩り、 豊かにしました。
一方、シャーロット王妃は、 陶磁器産業の発展にも貢献しました。ジョサイア・ウェッジウッドが1759年に創業した陶器メーカーのウェッジウッドに「クイーンズウェア(女王の陶器)」の称号を与えて同社を王室御用達として庇護しました。こうした調度品の中には、ジョサイアの息子ジョン・ウェッジウッドの提案で生まれた「ダーウィンリリー」をはじめ、しばしば植物の姿がとり入れられました。 英国では草花を用いたデザインが数多く生まれていますが、その背景には英国人の植物への憧れを感じずにはいられません。珍しい花々を初めて目にした当時の人々に思いを馳せつつ、色とりどりの植物をお楽しみください。

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